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2024.03.12 注文住宅コラム

子ども連れでも楽しめる豊川稲荷と門前町巡り

休日に、子どもと気軽にお出かけできる近場のスポットをあらかじめリストアップしておくと、
いざというとき便利です。そこで今回ご紹介するのが豊川稲荷と門前町。
豊川稲荷というとお正月の初詣が有名ですが、見どころスポットさえ把握しておけば、
普段ふらっと訪れても大満足に楽しめますよ。また、門前町のご当地グルメと併せて楽しむのがおすすめです。

※豊川稲荷のイメージ写真

稲荷とキツネの関係は?

赤い鳥居と狛狐がシンボルマークの稲荷神社は、全国に3万社以上もあるといわれます。
そもそも稲荷とは、農業や穀物の神様のことで、
古くから稲作文化をはぐくんできた日本人にとって最も親しみのある神様として、
長く崇敬されてきました。現在では産業全体の神として、幅広く信仰されています。
「稲荷は狐を祀った神社だ」と思われがちですが、
狐はあくまでも稲荷大神のお使いをする霊獣であって、神様そのものではありません。

一方、稲荷のもう一つのシンボルである「赤い鳥居」は、
稲作に必要な「陽光」や「暖かさ」の象徴だといわれています。
また、日本では古くから赤色は魔除けの色と考え、神社仏閣や宮殿などに用いられてきた習慣があります。

 

豊川稲荷は日本三大稲荷の一つ

「豊川稲荷」は、京都府の「伏見稲荷大社」、
茨城県笠間市の「笠間稲荷神社」に並ぶ日本三大稲荷に数えられる有名な稲荷です(三大稲荷については諸説あります)。
商売繁盛のご利益があるとして全国的に有名で、初詣には100万人以上の参拝客が訪れます。

実は、「豊川稲荷」は神社ではなく曹洞宗のお寺で、
正式には「妙厳寺」といいます。妙厳寺は1441年の創建で、
織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などの武将や、
渡辺崋山などの文人たちから信仰を集めてきました。お稲荷さんというと、
伏見稲荷のように赤い鳥居が並ぶ光景を思い浮かべがちですが、豊川稲荷は寺院なので、

そのような風景は見られません。その代わり、「千本のぼり」と呼ばれるのぼりが境内に無数に立ち並んでいます。

豊川稲荷の見どころスポットをご紹介!

11万5千㎡の広さを誇る豊川稲荷には、見どころがいっぱい!そこで、
総門から本殿に至るまで順を追って見どころスポットをご紹介します。
事前に知っておくとお参りする楽しさが倍増するので、ぜひチェックしてください。

総門

豊川稲荷の正面玄関にある「総門」は、高さがなんと4.5メートル。
門扉と両袖の扉は千余年の樹齢を重ねたケヤキの一枚板で、高さ4.5m・幅1.8m・厚さ15cmもの大きさを誇ります。
頭上には十六羅漢、柱の金具には鯉が龍になる中国の故事のストーリーが彫刻で描かれています。
見逃してはならないのが、扉の部分。向かって右の扉には「こぶのような膨らみ」、
左の扉には「へこみ」があります。地元の人々の間では、
門に入るときに扉の「へこみ」を撫でて「マイナスの運気」を吸い取ってもらい、
門から出るときに扉の「こぶ」に触れて「膨らむ運気」をもらうと、運気がアップするといわれています。

山門

山門は、総門をくぐった目の前にあります。
1536年に、戦国武将の今川義元が寄進した、豊川稲荷に現存する中では最古の建物です。

参道

参道は7枚の石畳で成り立っていて、左右の3枚が人の通り道、
中央の1枚は神様の通る道とされています。
よく見ると、参道が途中で折れ曲がっていますが、
これは、「参道と本殿を直結するとエネルギーの流れが強くなりすぎる」という風水の教えによって、

あえて屈折させたものです。また、参道を少しゆがめることで、
帰るときに神様にお尻を向けないよう配慮されているという説もあります。

霊狐塚(きつね塚)

信者が祈願成就のお札として奉納した約1,000体もの白狐の石像が並ぶ「霊狐塚(通称きつね塚)」は、
世界的に有名なパワースポット。まずは、ここでパワーをいただいてから本殿にお参りするのがならわしです。
霊狐塚は境内の一番奥にあり、鋭い眼光の狐から笑顔の狐まで、
さまざまな表情の白狐像が並びます。きつい表情の狐様は昭和生まれ、
優しい表情の狐様は平成生まれ、真新しい狐様は令和生まれといった見分け方ができるそうです。
長きにわたり、これだけ人々の願い事が叶えられてきたことを目の当たりにすると、神妙な気分にさせられます。

ケヤキ造りの荘厳な本殿

本殿は、ケヤキ造りで高さが30メートル以上ある荘厳な建物ですが、
現在新しい本殿を建築中です。現在、新しい本堂とご本尊を作っているため、
ご本尊の千手観音は2024年3月まで客殿の瑞祥殿の2階に祀られています。
いつもよりも近くで千手観音をお参りできますよ。

おさすり大黒天

大黒堂の両側に祀られた「大黒天像」は、金運アップのご利益をいただけると人気。
この石像を手で優しくさすると、福徳を授かるといわれています。

豊川稲荷のお参りトリビア

豊川稲荷をお参りして、ぜひご利益にあやかりたいという人は、次のことに注意してお参りしましょう。

豊川稲荷で二礼・二拍手・一礼はNG!

神社では、二礼・二拍手・一礼をして参拝するのが常識ですが、
豊川稲荷は神社ではなくお寺なので、この参拝方法はNGです。正式には次のような方法で参拝します。
ご利益を切に願うならやってみるといいかもしれません。

<正しいお参り方法>

手水舎で手と口を清めます。
本殿の前で合掌し、「きみょうちょうらい とよかわだきにしんてん(帰命頂礼豊川枳尼眞)」と3回唱えます。
「おんしらばったにりうんそわか(尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶)」という真言(マントラ)を21回(7回でも可)唱えます。
願いを込めて黙想・祈念します。

霊狐塚の白狐の石像に触れるのはN G!

霊狐塚に奉納された白狐像は非常に霊験あらたかな存在なので、
誤って触れると禍がもたらされると言い伝えられています。
眺めてご利益をいただくだけにしましょう。

門前町でグルメ巡りを楽しもう!

JR豊川駅から豊川稲荷に至るまでのエリアには、昔懐かしい通りがいくつかありますが、
中でも豊川稲荷の総門前のメインストリートには、グルメや土産物のお店が軒を連ねます。
各店舗の味比べを楽しむ「豊川いなり寿司」の食べ歩きや、
豊川稲荷にちなんだ和菓子やスイーツなどを食べ歩くのもおすすめ。
子ども連れでも利用しやすいお座敷席のある店もあります。

 

まとめ

豊川稲荷へ車で行く際は、豊川稲荷駅の近くに大型駐車場があります。
また、豊川商店街駅前駐車場は参道の商店で割引が受けられるので、お店に寄る場合にはおすすめです。
豊川稲荷の境内の道は、ベビーカーでも砂利を通らずに本殿や奥の院まで行けるので、
広々とした境内でのんびり散策を楽しみながらお参りできます。お正月に限らず、四季を通じてぜひ訪ねてみてください。

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著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、
そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
豊橋市近郊での注文住宅に関わる情報発信、
イベント情報、建築中の現場情報、スタッフの近況など、お客様に向けた情報発信をしています。

 

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