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2024.03.29 注文住宅コラム

蒲郡市で家を建てるとき知っておきたい基本情報

どんな街で暮らすか、どこに家を建てるかは、理想の暮らしをかなえるための重要課題。
そこで、蒲郡市で家を建てるとき知っておきたい基本情報をまとめました。

※蒲郡市の市街全景のようなイメージ写真

蒲郡市ってどんなまち?

蒲郡市は、本州のほぼ中心に位置する愛知県随一の観光都市です。
南は穏やかな三河湾、北は緑の山々に囲まれ、南北に川が流れる自然豊かなエリアで、
三河湾国定公園にも指定されています。
特に、海から山にかけての変化に富んだ風景は、古くは万葉の歌人から近代の作家に至るまで、
多くの文人たちに愛されてきました。市内には4つの温泉郷や、
国の天然記念物に指定されている竹島、
ビッグスケールのレジャー施設・ラグーナ蒲郡などがあり、年間を通して多くの人々が訪れます。

蒲郡市の気候や風土は?

蒲郡市は、地理的な特徴によって独自の気候と風土を持つ臨海都市で、
太平洋の影響を受けた温暖な気候が特徴です。
市全体が2つの大きな半島に囲まれ、海の影響を受けつつも、
内陸部にも面積が広がっています。

冬でも穏やかな気温が続くため、市内は寒冷なイメージがなく、積雪も滅多にありません。
この温暖な気候によって、地域の人々や観光客が四季折々のアウトドア活動や
観光スポットを満喫することができます。

また、年間を通して雨天の日も少なく、雨の日の割合は年間で10%程度です。
こうした気候の特徴を活かして、市内ではフルーツ栽培がさかんです。
特に、「みかん」は蒲郡市を代表する農産物であり、その品質は国内でも高く評価されています。
なかでも、ハウスみかんは国内屈指の生産量を誇り、蒲郡から全国へ出荷されています。
このように、蒲郡市では、温暖な気温と乾燥した天候が続くことから生まれる自然環境が、
地元の農業や観光業に独自の魅力をもたらしています。

蒲郡市の人口分布の特徴は?

蒲郡市の令和5年12月1日現在の人口は、78,140人。世帯数は、33,547世帯です。
そのうち、市の36%を占める市街化区域内に約87%の人が居住しています。
区分別の人口の推移をみると、市街化区域・市街化調整区域ともに人口が減少傾向にあります。
世帯数は、短期的にみて市街化調整区域では横ばいですが、市街化区域ではやや増加しています。

蒲郡市の交通機関は?

・電車

市内には、三河大塚駅・三河三谷駅・蒲郡駅・三河塩津駅という4つのJR駅があります。
JR蒲郡駅は、新快速・特別快速・快速・普通のすべての電車が停車し、
平日の朝は1時間に10本程度の電車が発着するため、
西は名古屋方面、東は豊橋・浜松方面への通勤・通学に便利です。
名鉄西尾蒲郡線の蒲郡駅が併設されているため、電車で西尾方面に通うにも便利です。

・バス

市内には市民病院、保健医療センター、市営住宅、西浦温泉などを循環する5つのバス路線があり、
市民の貴重な足としての役割を担っています。

・マイカー

国道23号蒲郡バイパスやオレンジロード、東名高速道路、
国道1号線が市内に縦横に横断しているため、自動車による交通アクセスにも恵まれています。
名古屋方面や浜松方面へのアクセスも非常に便利です。

蒲郡市の教育環境は?

蒲郡市では、市民と行政が一体となって子育てをバックアップしているのが特徴です。
市内地域全体にネットワークを広げ、地域のみんなで子育てに取り組んでいます。
そのため、子育てがしやすく、教育環境に恵まれた地域だといえるでしょう。

・こんにちは赤ちゃん訪問

蒲郡市では、生後4カ月までのすべての赤ちゃんのご家庭に、
保健師・助産師・こんにちは赤ちゃん訪問員のいずれかが訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問」が行われています
。子育ての不安や疑問など、なんでも相談に乗ってもらえるので、初めてでも安心して子育てができます。

・赤ちゃん向けスペース付きの図書館

市の図書館には0歳から大人まで楽しめる本がたくさんあり、赤ちゃん向けのスペースも用意されています。
1階の児童室には、ブックスタートの本や、育児本・雑誌などを集めた「あかちゃんコーナー」や「おすすめ絵本コーナー」があります。
毎週金曜日には乳幼児とパパ・ママ向けの「あかちゃんタイム」も設けられています。

・芝生の園庭付きの市立保育園

市内には保育園が16園あり、そのうちの15園が市立、1園が私立です。
その他、私立認定こども園が2園、私立幼稚園が2園あり、両親の働き方やニーズに合わせて選択できます。
市立保育園のうち7園には芝生の園庭があり、子どもたちは自然とふれ合いながらのびのびと過ごせます。
また、父母や祖父母の皆さんが保育園でのお子さまの様子を知ることができるように、園庭の開放も実施。
広い庭で園児と一緒に楽しく遊ぶことができます。

・米飯中心の給食提供

保育園から中学校に至るまで、子どもたちの栄養バランスに配慮した給食を提供しているのも同市の特徴です。
ほかの市町村ではパン食がメインですが、蒲郡市の給食は米飯が中心です。
米飯は栄養価が高いだけでなく、噛むことを必要とするため、脳の活性化や健康維持につながり、
子どものすこやかな成長に貢献します。

・放課後の児童クラブ

蒲郡市内のすべての小学校区に、父母が仕事などで昼間家庭にいない児童を対象とした「児童クラブ」が設けられています。
この児童クラブは、放課後から夕方まで、子どもたちに遊びと生活の場を与えて安全に保護し、
児童の健全な育成を図ることを目的としています。

蒲郡市の子育て支援制度は?
蒲郡市では、育児相談や育児講座の開催、情報提供、
子育てサークルへの支援などを実施し、子育て支援に力を注いでいます。

【各地域の子育て支援センター】

・中央子育て支援センター「さんぽ道」(午前10時から午後4時まで)
<住所> 八百富町二丁目36番地
<Tel・Fax>  0533-69-3511
3歳未満くらいのお子様と親御さん同士が気軽に交流を楽しめます。
予約は不要。気が向いたらいつでも遊びに行けます。

・西部子育て支援センター「すくすく」(午前9時から午後5時まで)
<住所> 金平町三本木1番地(形原北保育園内にあります)
<Tel・Fax>  0533-57-8066

・東部子育て支援センター「ぴよぴよ」(午前9時から午後5時まで)
<住所> 豊岡町向山42番地(みどり保育園内にあります)
<Tel・Fax>  0533-67-0022
西部、東部子育て支援センターでは、子育て支援の拠点として「ほほえみサロン」を開催しています。

子育て支援センターの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.city.gamagori.lg.jp/site/subsite-kosodate/kosodateshiencenter.html

【ほの国こどもパスポート】
蒲郡市を含む東三河8市町村(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽町、東栄町、豊根村)の
公共施設に無料で入場できるパスポートです。東三河に在住または在学の小中学生が利用できます。
当該地区の未就学児には、パスポートの発行はありませんが、対象施設へは無料で入場できます。

蒲郡市の医療環境は?

蒲郡市の医療制度は特に子育て世代に手厚いのが特徴で、中学生以下の医療費を無償化、
高校生世代は入院医療費のみ無償化しています。
令和5年1月診療分からは高校生世代の通院医療費まで無償化を拡大し、
高校生世代まで自己負担ゼロになりました。

また、子どもが元気でたくましく育つように、子どもの健康管理や夜間等の医療体制が整っていると同時に、
市民病院や保健センターを拠点としたサポート体制も充実しています。

蒲郡市民病院

蒲郡市民病院では、充実した小児科の医療体制のみならず、各診療科が地域の診療所と連携し、
地域の方々へ充実した医療サービスを提供しています。24時間、重度の救急受け入れにも対応しています。
里帰り出産も積極的に受け入れています。
蒲郡市保健医療センター(通称:保健センター)
保健センターでは、赤ちゃんからお年寄りまで、市民の健康づくりの拠点として、
健康診査健康相談・健康教室などを行っています。赤ちゃんと子どもの健康のために、
家庭訪問や健診、相談、未熟児養育医療、子育て世代包括支援センターなどが設けられています。

休日急病診療所・休日歯科診療所

休日や夜間に急病や怪我をした場合には、休日急病診療所や休日歯科診療所に診察してもらえます。
休日急病診療所は、日曜日、祝日、年末年始の午前9時から午後5時まで(ただし正午から午後1時を除く)、
内科、小児科の診療を行っています。
休日歯科診療所は、日曜日、祝日、年末年始の午前9時から正午まで歯科の診療を行っています。
平日の夜間は蒲郡市民病院の救急・時間外診療で診療を行っています。

※子どものイメージ写真

買い物やレクレーション施設は?

市内には日常生活に欠かせないショッピングセンターや、育児に欠かせないドラックストアーが数多くあり、
どこに住んでいても車で大体10分以内の圏内に買い物施設があります。
また、観光地なだけに、子どもと一緒に遊べるレクレーション施設も充実。
ラグーナ蒲郡や生命の海科学館、竹島水族館、蒲郡オレンジパークなど、
身近に楽しめるレジャーパークがいろいろあるので、休日もアクティブに過ごせます。

気になる地価相場は?

蒲郡市の地価相場は、全体の土地価格相場で19.2万円/坪。
土地相場は1年前の2022年と比較すると+2.3%で、わずかに上昇しています。
蒲郡市における土地の市場は、2019年にピークに達し、その後は下降傾向にありましたが、
2021年の底打ち以降は上昇傾向にあり、蒲郡市における土地市場は回復期に入ったと考えられます。
ただし、市街化区域内と区域外では価格差がありますので、土地購入を検討する際にはしっかり確認しましょう。

まとめ

「蒲郡市は、豊かな自然に癒される子育てパラダイス」
このように、蒲郡は海と山の豊かな自然に囲まれ、リゾートチックな環境のもと、のびのびと子育てができる街です。
県外からの移住を考えている人々にも人気で、移住の支援制度も充実しています。
蒲郡での暮らしをお考えの方は、
下記のサイト「いいじゃん蒲郡」で子育てや教育、住まい、各種支援制度などについて詳しく説明していますので、ぜひご参考ください。

https://www.city.gamagori.lg.jp/site/iijangamagori/

子育て安心住宅&デザインラボでは、蒲郡市で家を建てるご計画中の皆様を土地探しから資金計画、
家づくりに至るまでトータルでサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

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著者情報

愛知県豊橋市を中心に、デザイン性とともに丈夫かつ住みやすさにこだわった注文住宅を手掛ける住宅会社です。
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