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2024.01.11 注文住宅コラム
ガルバリウム鋼板とは?使用するメリットとデメリットも紹介

新築の一戸建てを建設する際や屋根・外壁のリフォームなどを行う際に、
どのような素材を使用するべきか悩む方が多いでしょう。
さまざまな素材がありますが、その中でも「ガルバリウム鋼板」というものがあります。
ガルバリウム鋼板にはサビにくく耐用年数が長いという機能性や、
スタイリッシュな見た目など多くの魅力があります。
とはいえ、どのような素材なのかよく分からない方も多いのではないでしょうか。
本記事ではガルバリウム鋼板とはどのような素材なのかや、
メリット・デメリット、デザイン例などをご紹介します。
一戸建てにおける外壁の素材選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板とは、アルミ・亜鉛・シリコンで金属鋼板にメッキを施した素材です。
メジャーな建材の一種で、屋根材・外壁材などに多く使用されています。
軽量かつ耐久性が高いのが特徴で金属でありながらサビにくいため、
屋根材・外壁材といった雨風に晒される部分への使用に適した建材です。
近年ではガルバリウムにマグネシウムをプラスして、
従来よりも腐食しにくい耐食性能が向上した「スーパーガルバリウム」が一般的になっています。
また厚みは0.35~0.5mm程度と薄いため、既存の屋根や外壁に重ねる「カバー工法」の適性も高く、
新築分野だけでなくリフォーム分野でも人気です。
ガルバリウム鋼板のメリット
ガルバリウム鋼板を使用するメリットとして、主に以下の4つの点が挙げられます。
耐久性に優れ長持ちする
金属製なのにサビが発生しにくい
軽くて耐震性がある
シンプルでスタイリッシュな外観にできる
それぞれについて具体的に解説します。
耐久性に優れ長持ちする
耐久性に優れ長持ちするため、修繕回数が少なくなりやすいのがメリットです。
ガルバリウム鋼板の耐久年数は一般的に20~30年以上とされており、
定期的なメンテナンスを欠かさなければ40年以上使用できる可能性もあります。
トタンをはじめ10~20年ほどが耐久年数である建材もある中で、抜群の耐久性を誇ります。
なお、メンテナンス頻度の目安は10~15年に一度です。
金属製なのにサビが発生しにくい
金属製でありながら、サビが発生しにくいのも大きなメリットです。
サビは単に見た目を損なうだけでなく腐食により耐久力が低下するため、
建材にとって致命的な不具合です。
しかしガルバリウム鋼板はアルミなど他の金属素材と比べてもサビに強く、
見た目・機能性ともに低下しにくくなっています。
軽くて耐震性がある
ガルバリウム鋼板は軽くて耐震性が高いのも魅力です。
基本的に建材は重ければ重いほど建物へかかる負荷が高まり、
地震の揺れも大きくなる傾向にあります。
そのため薄く軽い建材の方が地震に強いとされています。
ガルバリウム鋼板の厚さは前述した通り0.35~0.5mm程度と薄く軽いため、
他の建材と比べても、震災時に建物へかかる負荷が低いでしょう。
シンプルでスタイリッシュな外観にできる
ガルバリウム鋼板は金属ならではの無機質な質感を活かして、シンプルかつスタイリッシュな外観に仕上げられます。
モダンテイストの住宅に仕上げたいときにぴったりの建材といえるでしょう。
またカラーバリエーションも豊富で、黒・グレー系や寒色系などから好きな色を選べます。
例えば鋼板の表面に凹凸のあるラインを引いて、
陰影を際立たせることで立体感のあるデザインにしたり、
金属と木材を組み合わせて個性的なデザインに仕上げたりすることも可能です。
ガルバリウム鋼板のデメリット
ガルバリウム鋼板には多くのメリットがある一方で、以下に挙げるようなデメリットも存在します。
絶対にサビない素材ではない
衝撃により凹みやすい
選べるデザインが少ない
それぞれについて把握した上で、採用するかどうかを検討しましょう。
絶対にサビない素材ではない
ガルバリウム鋼板はサビに強い素材ですが、絶対にサビが発生しないのではなく、
あくまでサビにくい素材であることを認識しておきましょう。
そのため沿岸地域や工場地帯付近のようなサビが発生しやすい環境では、
サビのリスクを考慮する必要があります。
サビが心配な場合は、年に数回水洗いするなど定期的なメンテナンスを心掛けましょう。
衝撃により凹みやすい
薄く平たい素材のため、耐衝撃性が低く凹みやすいのがガルバリウム鋼板のデメリットの1つです。
ボール遊びや搬入する家具がぶつかった程度の衝撃でも凹む可能性があるので、
子どもの遊び場付近や車庫・車道付近などには、適していない素材だといえます。
外壁が凹むリスクを避けたい場合は、
ガルバリウム鋼板の中でも凹みにくい「厚みがある」「波型など平らな面が少ない」タイプを選ぶのがおすすめです。
選べるデザインが少ない
ガルバリウム鋼板には選べるデザインに限りがあり、
思い描く通りの見た目にできない可能性があるのもデメリットでしょう。
ガルバリウム鋼板と同じく人気の窯業系サイディングに比べると、
デザインのバリエーションが少なく、理想の外観にできないかもしれません。
またガルバリウム鋼板は寒色系の色合いが多い一方で、レッド・オレンジなどの暖色系は少ない傾向にあります。
他の外壁素材と比較検討した上で理想の家に適した方を選びましょう。
ガルバリウム鋼板を使用したデザイン例
ガルバリウム鋼板は金属ならではの質感をいかしたデザインもあれば、
レンガ調や木目調など他の素材の良さを取り入れたものまで、さまざまなデザインがあります。
主なデザイン例としては、以下のようなものが挙げられます。
デザイン柄 |
特徴 |
スパン柄 |
凹凸をつけた立体的なストライプ柄で、金属感の強いスタイリッシュなデザイン。特に黒・ダークグレーなどはモダンかつ高級感を演出できる。木材のような異素材との相性も抜群。 |
積石柄 |
異なる色・大きさの石を組み合わせた模様で、自然物の温かみとスタイリッシュさを兼ね備えたデザイン。シンプルながら単調になりにくい。 |
レンガ調 |
金属感が薄いためガルバリウム外壁の耐久性を得られながらも、ソフトな印象にできる。玄関だけレンガ調にするなど、ワンポイントで用いるとシックで高級感ある雰囲気に。 |
この他にも木目調や塗り壁調、タイル柄、リーフ柄、無地など、さまざまなデザインがあります。
また外壁全体を同じデザインで統一するだけでなく一部異なるデザインを使用すると、
メリハリのあるおしゃれな外観に仕上げられるでしょう。
まとめ
ガルバリウム鋼板は耐久性や機能性に優れており、
スタイリッシュな見た目からデザイン性も高いため、一戸建ての外壁にぴったりな素材です。
ただし衝撃に弱く凹みやすい、他の建材と比較するとデザインの幅が狭いなどのデメリットもあるため、
一戸建ての立地条件や自身の好み・理想などにマッチするかしっかり検討することが大切です。
著者情報
愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、
およびその近郊と広い地域で対応しています。
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