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2023.11.05 注文住宅コラム

注文住宅で取り組めるSDGsとは?ハウスメーカーの選び方も併せて解説

各業界でSDGsの目標達成に向けた取り組みが行われており、建設・住宅業界も例外ではありません。

そもそもSDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略語で、17の目標と169のターゲットから構成された国際目標です。注文住宅を検討している方の中には、SDGsの目標達成に貢献できる設備を取り入れたいと考えている方もいるでしょう。

そこで本記事では、注文住宅で取り組めるSDGsの具体例をご紹介します。記事後半では、どのようなハウスメーカーを選ぶべきかもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

注文住宅で取り組めるSDGs

SDGsの掲げる目標達成のために注文住宅で取り組めることはいくつかあり、例えば以下のものがあげられます。

  • 高気密・高断熱でエネルギー消費を減らす
  • 太陽光発電やV2Hシステムで自給自足する
  • 耐久性に優れた住宅で環境を守る
  • レジリエンス住宅で安心して住めるまちを実現する
  • パッシブデザインでカーボンニュートラルを促進する
  • 絶滅危惧樹種以外の木材で森林環境を維持する

それぞれの概要を見ていきましょう。

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SDGsの取り組み

高気密・高断熱でエネルギー消費を減らす

高気密住宅は、壁の内面や床下に断熱材や防湿シート、気密シートが敷き詰められているため隙間が少なく、外気が入りづらい点が特徴的な住宅です。高断熱住宅は、外壁や床下、天井裏に断熱材が使用され、熱が伝わりづらい性質を持っています。

高気密かつ高断熱の住宅は、外気温に左右されにくく、夏場は涼しく冬場は暖かく過ごせます。冷暖房のエネルギー効率が良くなるため、エネルギー消費を抑えることが可能です。

太陽光発電やV2Hシステムで自給自足する

石炭や石油などの非再生可能エネルギーのみを電力供給源とするのではなく、クリーンエネルギーも活用する観点から、太陽光発電を住宅に取り入れるのもおすすめです。諸費用は年々減少傾向にあり、条件を満たすと固定資産税が減税されるため、太陽光発電を導入しやすい環境は整っているでしょう。

V2H(Vehicle to Home)システムもあれば、電気自動車に蓄えられたエネルギーを自宅で使うこともでき、エネルギー効率をさらに高められます。

※参考:資源エネルギー庁.「太陽光発電について」.
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/073_01_00.pdf ,(2023-09-25).

耐久性に優れた住宅で環境を守る

世界中で、特に先進国では大量生産・大量廃棄が問題になっています。必要以上の生産活動は、限りある資源を無駄に使用する行為です。そこから生まれる廃棄物の処理では大量の二酸化炭素が排出されるため、環境破壊につながります。

環境を守る取り組みにはさまざまなものがありますが、耐久性に優れた住宅に長く住み続けるのもそのうちの一つです。数十年単位で住める住宅であれば、次世代にも受け継ぐことができ、無駄な廃棄物の排出を抑えられるでしょう。

レジリエンス住宅で安心して住めるまちを実現する

レジリエンス住宅とは、暴風・暴雨・地震・洪水などの自然災害に対する「しぶとさ」「強靭さ」「回復力」を持った住宅を指します。

自然災害が原因で住んでいる家を離れなければならない人は世界中で多く、問題視されています。レジリエンス住宅は、誰もが安心して住めるまちを実現するには欠かせません。

パッシブデザインでカーボンニュートラルを促進する

パッシブデザインとは、光・熱・風などの自然エネルギーを機械に頼らず活用して住宅を設計する手法を指します。以下の5つの要素が、パッシブデザインでは重要です。

  • 自然風の利用
  • 断熱・気密
  • 日射遮断
  • 日射熱利用暖房
  • 昼光利用

パッシブデザインを採用して自然エネルギーを最大限活用することは、カーボンニュートラルを実現する上でも欠かせません。

絶滅危惧樹種以外の木材で森林環境を維持する

各ハウスメーカーが定めている「木材調達におけるガイドライン」において、絶滅危惧樹種以外の木材が調達されているか確認するのも、SDGs目標達成のためにできる取り組みの一つです。

森林認証制度で認められた木材か、トレーサビリティで生産工程を追えるかなどもあわせて見ておくといいでしょう。

どのようなハウスメーカーを選ぶべきか

SDGsの目標達成に貢献したいが、どのようなハウスメーカーを選ぶべきか悩まれる方もいるでしょう。そのような方は、SDGsを実現できる設備を住宅に取り入れられるプランやシリーズがあるハウスメーカーか否かを、基準の一つにするのがおすすめです。

具体的には、先述した高気密・高断熱素材が使用されている住宅や、住まいを1つの空調で管理できる全館空調設備を取り入れた住宅を設計・建築した実績があるか確認しましょう。さらに高いレベルでSDGsの達成に貢献したい方は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)もおすすめです。ZEHは経済産業省が普及に向けて取り組んでいる住宅の形態で、高い経済性と快適性、レジリエンスを兼ね備えています。

まとめ

本記事では、注文住宅で取り組めるSDGsの具体例をご紹介しました。

高気密・高断熱素材を使用してエネルギー効率を高める、クリーンエネルギーを活用する、希少性の高い木材を使用しないなど、いくつかの対策があります。SDGsを意識した注文住宅を考えている方は、今回紹介したものでできそうなものがあれば、ぜひ取り組んでみましょう。

ハウスメーカー選びに迷った際は、SDGsを実現できる設備を住宅に取り入れられるプランやシリーズがあり、建築実績が豊富なところがおすすめです。

 

 

著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
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