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2023.09.10 注文住宅コラム

注文住宅の将来的な資産価値や投資価値は?価値を上げるコツをご紹介

ライフステージにおける買い物のうち、もっとも高額なものといわれる住宅。

特に建売ではなく、自身のオーダーで間取りや外観を決められる注文住宅の方が高い費用を必要とする傾向にあります。

数十年という期間にわたってローンを組むのが一般的なため生涯を通じての出費ともいえますが、状況によっては必ずしも一生その家で過ごすとは限りません。

そこで重要となるのが不動産としての価値です。

本記事では、注文住宅における将来的な資産価値や投資価値をアップさせるためのポイントについて解説します。

注文住宅の資産価値や投資価値の重要性

ローンの完済・未済に関わらず、諸事情から住宅を売却するなどの処分を行うケースがあります。

その時に重要となるのが「資産価値」と「投資価値」です。

注文住宅における資産価値とは家屋本体と土地を合わせた財産としての評価額をいい、投資価値はどちらかというと所有権を有する土地の評価額に対する将来的な可能性を指すといえます。

注文住宅を手放す場合にはなるべく高く評価されることが望ましいため、この二つの価値を念頭に入れておくことが重要です。

注文住宅の将来的な資産価値や投資価値

注文住宅のローンを仮に30年としても、日本では家屋の資産価値は20年でほぼ無評価になるといわれています。

しかしリノベーションを目的とした中古住宅の需要は増加しており、今後その評価が高まる可能性も皆無ではありません。

不動産の将来価値については、むしろ土地に対する投資価値の重要性が増すでしょう。

例えば人里離れた山中に一件だけ建っている家の土地と、開発が進み商業施設や公共施設の建設が確定している地域の土地とでは、後者の方が将来的な地価が向上する可能性が高くなります。

こうした将来的な不動産価値を想定しつつ、注文住宅の購入を検討することが重要です。

注文住宅の資産価値や投資価値を上げるコツ

次に注文住宅の資産価値や投資価値を上げるための、具体的なポイントについて見てみましょう。

家屋の造りに関することと土地そのものに対することを含め、以下に6例を挙げました。

個性が強すぎないデザインにする

注文住宅は自身の好みや理想を自由に反映できるのが魅力ですが、あまりに個性が際立つものだと資産価値にはマイナスに働く場合があります。

ここでいう資産価値は中古住宅としての売却を想定していますが、奇抜過ぎる外観や生活しにくい間取り、維持費が高額となる設備を多用しているなど、住む人を選ぶ家は買い手がつきにくくなるのがセオリーです。

したがって、もし将来的な売却を見越して注文住宅を建てる場合には、個性よりも住居としての機能や汎用性を重視した設計を心がけましょう。

土地の境界線を明確にする

注文住宅では土地を自身で保有するか、あるいは借地として賃貸契約を結ぶかの二択となります。

賃貸であれば住宅の売却時に借地権を手放すことになりますが、自身が保有する土地ならばその境界線を明確にしておくことが不可欠です。

土地の正確な範囲というのは目視でわかりにくい場合が多く、曖昧にしておくと周囲の建造物の浸食を許すなどトラブルの元になりかねません。

そうしたケースでは売りにくくなるため、あらかじめはっきりと土地の境界線を把握するか明示できるようにしておくことが大切です。

立地条件の良い場所を選ぶ

駅から近かったり商業施設や公共施設が充実していたり、立地条件の良い場所に建てられた住宅は高い評価額を見込めます。

仮に家屋自体の資産価値が低くなるとしても、その地価は状況によっては上昇する可能性もあります。

投資価値というテーマに関わる事柄でもありますが、注文住宅を建てる際には現状に加えて将来的な立地条件の予測も重要です。

外構が丁寧に作られている

外構が丁寧に作られた住宅は中古市場でも高く評価される傾向です。

外構をしっかりと備えることは土地利用の境界線を明確にし、なおかつ防犯などセキュリティ上の効果も高まります。

周囲の建造物との区分がはっきりしていることから敷地内の環境も保全しやすく、住宅を含めた資産価値・投資価値の向上が可能となります。

採光性と風通しを良くする

住宅の資産価値としては光がよく入ることと、風通しがいいことも重要です。

窓が小さくて少なかったり、間取りや通排気システムに問題があったりすると採光性と通気性に支障をきたします。

そういった住居は薄暗く湿っぽく感じるため、やはり買い手がつきにくくなる可能性があります。

また薄暗さと風通しの悪さは湿気などの形で実際に家屋へダメージを与えるため、資産価値に直接影響します。

ただし窓が大きすぎたり多過ぎたりして冷暖房効率を妨げるような住居は、同様に評価されにくいといえるでしょう。

定期的なメンテナンスで室内の状態を保つ

住居は暮らしているうちにさまざまな傷みや経年劣化を生じるため、定期的なメンテナンスが不可欠です。

室内のクロス張り替えやフローリングの保全はもとより壁のひび割れや屋根の破損、普段は目につかない柱の根元に傷みがないかなども注意する必要があります。

こうしたダメージは家屋の資産価値に大きく影響するため、メンテナンスには十分配慮しましょう。

まとめ

注文住宅の資産価値や投資価値を上げるコツについて、具体例を示しながら解説しました。
売却時の価格を左右するポイントを押さえることが重要なため、購入計画の段階から十分に留意しておきましょう。

 

著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
豊橋市近郊での注文住宅に関わる情報発信、イベント情報、建築中の現場情報、スタッフの近況など、お客様に向けた情報発信をしています。

 

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