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2023.09.08 注文住宅コラム

注文住宅のメンテナンスの重要性とは? 築年数別のメンテナンス内容や寿命を延ばすコツを解説!

住宅はライフステージの中でももっとも高額な買い物といわれますが、新築では大きく「建売」と「注文」の二種類に分けられます。

建売はあらかじめ決まった規格で建てられた住宅で、注文はオーダーメイドで造られる家のことです。

本記事では注文住宅を取り上げ、メンテナンスの重要性や築年数ごとに実施すべき内容、家の寿命を延ばすためのポイントを解説します。

注文住宅のメンテナンスの重要性

基本的にメンテナンスが必要なのはどのような形式の住宅でも同様です。

しかし共用部分の多いマンションや規格化された部材を用いている建売住宅とは異なり、カスタマイズされた注文住宅では建材や部品の更新・交換が容易ではない場合があり、定期的なメンテナンスを想定しておくことが重要となります。

建築では一般に「耐用性」と「耐久性」という言葉が使い分けられ、注文住宅のメンテナンスでもその両方を適切に把握しておくことが肝要です。

耐用性とは快適に使用し続けられる状態を指し、この限界を越えると利便性が損なわれるものの、使うこと自体は可能なものを意味します。

例えばドアの建て付けが悪くなり開閉がしにくくなったり、蛇口の元栓が緩んで力を入れないとしっかり締まらなくなったりといったケースです。

一方の耐久性は、限界を迎えるとそれそのものが本来の機能を果たさなくなるといった性質のものを差します。

例えば屋根瓦が割れて雨漏りがする、柱の根元が湿気で腐食するといった状態が挙げられ、これらの事態を早期に発見して適切な処置を行うためにもメンテナンスは欠かせません。

【築年数別】注文住宅のメンテナンス内容

では次に注文住宅で必要となる一般的なメンテナンス内容を、築年数別に見ていきましょう。

築5年から20年までの5年刻みと、30年が経過した頃を例に挙げました。

築5年の場合

最初の5年目で実施すべきメンテナンスとして、シロアリへの対策が挙げられます。

「防蟻処理」とも呼ばれる処置で、シロアリが柱などの木材を傷めないよう薬剤散布などを行います。

基礎の構造によってシロアリへの防御性は異なりますが、いずれにせよ5年ごとを目安として防蟻処理を施すことがポイントです。

築10年の場合

新築から10年ともなると、住宅各部の経年劣化が目立ちはじめます。

具体的には壁紙の張り替え・外壁やスレート屋根の再塗装・継ぎ目や目地へのシーリングといったメンテナンスが必要となります。

構造材そのものというよりは、表面的な部分や外気に触れる部材の交換・補填などが中心です。

築15年の場合

築15年頃では水回り設備の不具合が生じやすくなります。

風呂・キッチン・トイレ・洗面所等々、部品の経年劣化だけではなく長年の汚れなどで排水パイプそのものが傷む場合も。

水漏れのトラブルは住宅に深刻なダメージを与えるため、普段は見えない部分での問題がないか入念なチェックが必要です。

また常に水が漏れ出ているとシロアリを招きやすくなるため、合わせて防蟻処理を続けることも重要です。

築20年の場合

築20年を過ぎると住宅の基礎部分や構造体に傷みがないかを確認することが必要です。

また屋内では床がきしんだりドアの開閉がスムーズにいかなくなったりといった事態が生じる場合、全体の歪みや沈み込みが起こっていることも考えられます。

縁の下など目につかない場所や基礎部分にダメージがあると住宅そのものの耐久性に影響するため、より細やかな処置が重要となります。

築30年の場合

築30年では瓦など屋根材本体にも不備の生じることがあります。

材質にもよりますが部分的、あるいは全面的に葺き替えが必要となることもあり、メンテナンスの中でも大がかりな作業が求められる時期です。

屋根が傷んで雨水が入ると、住宅には大きなダメージとなります。

重要な保守営繕であるため、状況次第で早めの処置が望まれる部分です。

注文住宅の寿命を延ばすコツ

注文住宅は立地の選定はもちろん、間取りや外観まで自由にオーダーできるのが魅力です。

それだけに長く快適に住むためには家の寿命を延ばすコツを押さえておく必要があります。

以下、注文住宅を建てる際に注意すべきポイントを2点挙げました。

地盤が固い土地を選ぶ

まずは家を建てる土地自体の、地盤の固さを重視しましょう。

軟らかい地山を削った場所や水分の多い土地では地盤が軟弱である場合があり、そうしたところに建てた家は根元から傾いてしまうこともあります。

住宅の歪みは各部に深刻なダメージを与えるため、立地には細心の注意を払いましょう。

家が傷む原因を知る

家の経年劣化は避けられませんが、何が傷みの原因となるかは事前によく把握しておく必要があります。

耐震性や断熱性、機密性や防水性に関わることがダメージの要因として挙げられるため、例えば湿気がこもらないような造りに配慮することなどがポイントです。

注文住宅では基本的に間取りは自由に決められるとはいうものの、こうした機能面を優先することで傷みの要素を少しでも軽減し、家の寿命延長につながります。

まとめ

理想の家ともいえる注文住宅ですが、長く暮らしているうちにどうしても傷みが生じるもの。
適切なメンテナンスを行うことで快適性を維持し、安全に住めるよう家の寿命を延ばしましょう。

 

 

著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
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