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2023.07.02 注文住宅コラム
注文住宅で家事や子育てがしやすい間取りは?人気の間取りのポイントを紹介
注文住宅は自由度が高く思い描いた間取りを形にしやすいため、子育て世代にも人気です。子育てしていると毎日が忙しく、あっという間に過ぎてしまうもの。だからこそ、家事や子育てがしやすい間取りを求めている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、家事や子育てを効率的にできる間取りを考える上で、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。これから注文住宅を建てる予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
家事や子育てがしやすい間取りのポイント
毎日の家事や子育てを少しでも楽にするためには、どのようなポイントに注意すればよいのかご紹介します。
時短できる導線
効率良く家事や子育てをこなすためには、時短できる導線を意識した間取りづくりが大切です。
子どもがいる場合はリビングに居ることを想定しながら、どこに何があれば家事がしやすいのか考えるとよいでしょう。玄関からそのままつながる場所にキッチンを設ければ、家事の時短もしやすくなります。
また洗濯導線は洗濯して干し、衣類などを畳んでクローゼットにしまうまでの一連の流れを考えるのがベターです。
洗濯機の設置場所や物干しスペース、収納場所などは、時短したいなら近くにすることをおすすめします。外干しにこだわらない場合は、室内干しユニットの導入も検討してみましょう。天気に左右されることなく洗濯物を乾かせます。
ただし洗濯導線はよく考えておかないと、来客が手洗いする際に洗濯物などが見えてしまうこともあるので注意が必要です。
スペースに余裕があるキッチン
キッチン周りは荷物が増えやすく、「入居時は問題なかったのに気付いたらスペースに余裕がなくなってしまっていた」というようなことも珍しい話ではありません。
パントリーやゴミ箱など、将来的に場所を占めるものが増えても動きやすいキッチンになるように、余裕のあるスペースを確保しておくのがおすすめです。
またパートナーや友人、成長した子どもと一緒にキッチンに立って料理することもあるかもしれません。大人2人が立てるかどうかを意識しながら、キッチンスペースを考えましょう。
リビングを見渡せるキッチンの配置
子育てをしていると、子どもが小さな頃は特に目が離せないもの。成長後も姿を見守りたいパパ・ママも多いのではないでしょうか。
対面キッチンは、リビングを見渡しながら料理ができるため人気です。子どもが遊んだり、宿題したりする姿を見ながら家事ができるため、コミュニケーションも取りやすいでしょう。
カウンターキッチンとアイランドキッチンで迷う場合、安全性で選ぶなら、壁がありやけどなどの怪我を予防できるカウンターキッチンがおすすめです。腰壁を付ければ手元を隠せるため、洗い物などが溜まっていても気になりにくくなります。
アイランドキッチンは四方に壁がない開放感と回遊性の高さが魅力ですが、カウンターキッチンと比べるとベビーゲートを設置しづらいかもしれません。小さな子どもがいる場合は、カウンターキッチンの方がおすすめです。
汎用性の高い和室スペース
最近は独立した和室ではなく、リビングの一角に設ける和室スペースを取り入れる方が増えています。
和室スペースはリビングとつながった空間でありながらも、必要に応じて扉やシェードなどで区切ることもできるため、使い勝手は申し分ありません。
また汎用性を高くしたいなら、和室スペースは小上がりにするのがおすすめです。リビングとの高さをつけることで、腰掛ける椅子として活用できたり、ごろ寝スペースとして使えたりします。
来客があった際にリビングが散らかっていても、和室スペースに隠したいものを移動しておけばよいので便利です。
十分な収納スペース
家事や子育てがしやすい間取りを作るためには、収納スペースを充実させることも忘れないようにしましょう。
子どもがよく居る場所には、おもちゃや本などが収納できるスペースを設けておけば、片付ける時間も短縮できます。
近年は、玄関から入ってすぐの場所にシューズクロークというウォークイン収納を作る方が増えました。
子どものベビーカーや趣味用品など、すぐに取り出せて使いたいものを収納しやすく時短できます。またアウターを掛けるスペースも確保しておけば、外出時や帰宅時もスムーズな移動が可能です。
他にも、階段下のスペースを収納にするのもおすすめです。扉を付けるのもよいですが、小物などを飾って魅せる収納として楽しむ方法もあります。
壁面を使って収納できるオープンシェルフは小物を取り出す際も扉の開け閉めが必要ないため、時短になりやすくおすすめです。ただし地震が起きたときは物が落ちやすいため、割れ物など落ちると危険なものは置かないようにしましょう。
まとめ
家事や子育ては毎日のことです。注文住宅で間取りを考える際は、家事導線や洗濯導線、来客導線など複数のポイントを書き出しながら、どのような間取りが自分たちに必要なのか合っているのか考えるとよいでしょう。
これから注文住宅の間取りを考える方は、以下のことを意識しながら間取りを考えてみてください。
- 時短できる導線になっているか
- 子供ともの様子が見渡しやすいキッチンか
- 和室スペースを設ける場合は、汎用性の高いものになっているか
- 収納は十分あるのか
間取りが良いと効率良く家事や子育てができ、住み心地も良くなります。満足できる間取りで家を建てるためにも、家族でしっかりと話し合いながら決めることが大切です。
著者情報
愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
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