ニュース・コラム
News & Column
2023.04.14 工務ブログ
スーパーシートについて知ろう
こんばんは。
工務部の丹羽です!
今日は、豊橋市の現場に行ってきました!!
豊橋市の現場では、透湿・防水シート(スーパーシート)が施工されていました。
今回は、今日行った現場で施工されていた、透湿・防水シート(スーパーシート)について書いていきたいと思います!
透湿・防水シート(スーパーシート)とは
透湿・防水シート(スーパーシート)とは、水は通さずに湿気(水蒸気)は通すという性質をもつシートです。
透湿・防水シート(スーパーシート)は、主に木造建築物の外壁の屋外側に用いられます!
シート自体が防水性を持っており、外からの水の侵入を防ぎ、家の中に生じた湿気を外に逃がす役割を受け持っているんです!
ではなぜ、防水と透湿が必要なのでしょうか?
防水の必要性
透湿防水シートの必要性で最も大切なのが「防水性」なんです。
防水というのは端的に言えば「雨漏り」に対する対策になります。屋根の防水も大切ですが、台風や強い雨で横なぐりの雨が降る場合もあるので、壁に対しても防水性が必要なんです!
透湿の必要性
従来の木造住宅は隙間が結構あり、家の中で発生した湿気(水蒸気)はその隙間から外に出ていたんですが、建設技術の進歩によって、家の断熱性能が上がり高い気密性を持つようになってきました!つまり隙間が少なくなったという事です
気密性が高くなり逃げ場を失った湿気は内壁から出て断熱材を通過していきます。断熱材の内側は家の中の温度で水蒸気の状態ですが、断熱材の外側は外気温によって温度が下がり断熱材の外側の表面で結露してしまいます。
そこで、家の外周部に透湿・防水シート(スーパーシート)を張り付け、外壁との間に通気用の空間を作り、透湿・防水シートを通過して結露した水分を通気によって乾かすことで、劣化を防ぐようになったんです!
これが、実際に施工されている写真です!
家の性能が上がるにつれていろいろな問題が出てきます。それに伴い対策もしっかりとして建物が長持ちできるように進化していっているんですね!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
著者情報
愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
豊橋市近郊での注文住宅に関わる情報発信、イベント情報、建築中の現場情報、スタッフの近況など、お客様に向けた情報発信をしています。
Concept
子育て安心住宅&デザインラボの家づくり