ニュース・コラム
News & Column
2022.11.28 注文住宅コラム
雨樋は定期的にチェックしましょう
雨樋の掃除をおきざりにしていませんか
雨は木々や作物を育て、人々の暮らしの支えとなってくれますが、住まいにとってはあまり歓迎したくないもの。家屋には必ず雨どいが取り付けられています。今回は雨樋の定期的なメンテナンスと掃除の大事さについてお話ししましょう。
そもそも雨どいは掃除が必要だということを知らない方もいらっしゃるようです。雨どいの役割は、屋根に降った雨を受け、排水口に流すこと。それが途中で詰まってしまうと様々なトラブルを招きます。
特に秋から冬にかけては、多くの枯れ葉が舞い落ちてきますから、春を迎える前に一度点検をしておいたほうが良いでしょう。
大切な住まいを損ねたり、ご近所トラブルになることも・・
雨樋が詰まると最もよく起こるトラブルが、外壁の傷みです。外壁は雨水にさらされ続けると傷みが早く、修理にはかなり高額の費用がかかります。また、外壁の内部に雨水が浸透してしまうと、柱などの木材にシロアリが侵入してくる可能性が高くなります。シロアリと腐食のダブルパンチは、住宅にとって深刻な問題に発展しかねません。
雨どいが詰まると、隣近所の敷地内に雨水を垂れ流してしまうこともあります。隣家が水浸しになってしまうだけでなく、思わぬところに雨水が滴る音も人によっては気になりますから、近隣トラブルの原因にもなることが珍しくないのです。
春先や梅雨の前には、忘れずに雨どいを点検するよう心がけましょう。もし詰まっていたら、トングやスコップを使って落ち葉や泥などを取り除き、きれいに掃除しておけば、近隣トラブルも避けることができるでしょう。
Concept
子育て安心住宅&デザインラボの家づくり