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2023.04.08 注文住宅コラム

注文住宅でよくあるトラブル事例を5つ紹介

注文住宅で起こりやすいトラブルは主に5つあります。天災など予期せぬトラブルによる工期遅れ、完成した家が図面やイメージと違う、追加工事による予算オーバー、着工後の近隣トラブル、引渡し後の設備不具合などです。本記事で詳しく解説します。

注文住宅は建売住宅と違い実際の家を確認できない、価格が決まっていないなどの理由から仕上がりが完成イメージや図面と異なる、追加工事による予算オーバーなどのトラブルがあり得ます。天災など予期せぬトラブルによる工期遅れや着工後の近隣トラブル、引渡し後の設備不具合にも注意が必要です。

本記事では、注文住宅でよくあるトラブル事例を5つ解説します。

注文住宅で起こりやすい5つのトラブル事例

注文住宅は依頼主が間取りから内装、設備、外観まで細かく注文できる物件です。自分のこだわりや理想を詰め込める自由度の高さが大きな魅力ですが、その自由度の高さから思わぬトラブルに発展することもあります。

注文住宅で起こりやすいトラブル事例として、次の5つを紹介します。

1.予期せぬトラブルなどで工期が遅れる

注文住宅を建てる際、契約書に記載されている着工期間から引き渡し期間までを工期といいます。期間は一般的に4ヵ月程度です

建設作業は天気に左右されることも多いですが、工期には作業ができない悪天候などを考慮して予備日が含まれているため、よほどのことがない限り引渡し日がずれることはありません。しかし、稀に予期せぬトラブルの発生でスケジュールどおりに作業が進まず、引渡し日までに家が完成しないケースもあります。

予期せぬトラブルの主な原因としては、天災が挙げられます。例えば大震災が発生した場合、全国的な物流システムへの影響は免れません。そのため、建材が届かないなどの理由から大幅に工期が遅れてしまうことになります。

天災などの予期せぬトラブル以外で作業が遅れている場合は、担当者に連絡して改めて引渡し日の確認をしておきましょう。

2.仕上がりがイメージや図面と異なる

注文住宅は家を一から作り上げていくため、建売住宅と異なり実際の家を事前に確認できません。そのため、完成した家がイメージと異なることが起こるケースがあります。このようなトラブルが起きる主な原因は、打ち合わせの際にこだわりたい部分や希望の仕上がりがうまく伝えられず、施工業者との間に完成イメージの相違が生じることなどです。

この問題を回避するためには、打ち合わせをする前に希望やこだわりを事前に整理するのが大切です。イメージを伝えやすいように、似た施工事例の画像を用意しておくのもよいでしょう。

また、稀ですが、打ち合わせの際に確認した設計図と実際の施工が違うケースが起こります。

多少の設計や建材の変更はよくある話ですが、依頼主の合意が必要になるため、しっかりした施工業者であれば打ち合わせの際に必ず確認をするはずです。合意もなく設計を変更された際、言った言わないの押し問答にならないよう、打ち合わせの際は必ず議事録を残し、双方で共有しておくことが大切です。

3.追加工事による予算オーバーなどのお金のトラブル

注文住宅は建売住宅のように値段が決まっているわけではなく、間取りの設計や設備、内装や外観のデザインや使用する建材によって価格が変わってきます。そのため、自分の希望やこだわりを詰め込みすぎて、最初に設定していた予算より大幅にオーバーした見積もりになってしまうケースがあります。また、追加工事が必要になった場合も注意しましょう。施工業者に提案された追加工事の内容や追加工事が必要な理由などをきちんと確認しないまま受け入れてしまうと、完成後に高額な費用を請求されるケースもあるからです。

追加工事を提案された際は、工事内容をよく確認し見積もりを出してもらうことが大切です。追加費用を確認して本当に必要な工事なのかどうかを見極めましょう。

4.着工後の近隣トラブル

着工後に気を付けなければならないのが、近隣住人とのトラブルです。施工中はどうしても騒音やホコリの問題が避けられません。近隣住民への挨拶は着工前にきちんと済ませておきましょう。

また、施工中は業者の車が頻繁に出入りするため、建築現場の道路が狭い場合や建築予定の土地に業者の車を駐車するスペースがない場合などは、近隣住民の通行を妨げてしまい苦情につながる可能性があります。作業車を道に停めて作業をしなければならない場合は役所に道路使用許可の申請を行い、近隣住民へも挨拶の際に断りを入れておきましょう。

5.引き渡し後の設備不具合

完成した注文住宅で生活を始めた後、フローリングに傷や凹みがある、壁紙の一部が浮いている、玄関ドアの開閉時に異音がするなど設備の不具合が見つかることもあります。これらは施工業者の作業が雑だったり、施工ミスがあったときに発生するトラブルです。住み始めてから設備の不具合が発覚すると、改めて施工業者に修正対応してもらわなければならないため、手間や時間がかかってしまいます。引渡し前に必ず内装・外観・設備のチェックを行いましょう。特にキッチンや浴室などの水回りは注意深く確認することがポイントです。

施工ミスや設備の不具合も引渡し前によくチェックしておきましょう。例えば、水まわりの不具合や窓や玄関の取り付け不良などのトラブル事例もあります。また、注文住宅が完成していざ住んでみたら、ドアや床の傷、壁紙の剥がれやズレ、汚れ、色むらなど気になるところが出てくるケースもあります。これらは、施工ミスや手抜きをした雑な作業によるものと考えられます。引渡し後に気になる部分を発見した場合、直しを依頼して作業をしてもらう時間を取らなければならず、面倒に感じることがあります。

信頼できる業者選びと綿密な打ち合わせで注文住宅でのトラブルを回避しよ

注文住宅は自由度が高い反面、工期遅れや想定外の予算オーバー、仕上がりと完成イメージが違うなどのトラブルが発生することがあります。これらのトラブルを少なくするには、信頼できる施工業者に依頼することと、着工前の打ち合わせで完成イメージを共有できるよう、しっかり話し合うことが大切です。

着工後の騒音やホコリ、作業車の出入りによる近隣トラブルは役所への届け出申請だけでなく、近隣住民に事前に挨拶を済ませて理解を得ておく必要があります。また、引渡しの際は、施工ミスなどによる設備の不具合がないかをしっかり確認しましょう。

 

著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
豊橋市近郊での注文住宅に関わる情報発信、イベント情報、建築中の現場情報、スタッフの近況など、お客様に向けた情報発信をしています。

 

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