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2023.11.20 注文住宅コラム

平屋住宅で快適に生活するためにおすすめの間取りポイント

注文住宅を新築する際、平屋を選ぶ方が増えています。国土交通省の調査でも平屋の建築着工棟数は10年で2倍近く増え、新築戸建てに占める割合が初めて10%を超えました(※)。

なぜ平屋が人気なのでしょうか。本記事では平屋のメリットや、より快適に暮らすための間取りのポイントを紹介します。家族や自然とつながり、少しだけ贅沢な空間で暮らしたい方は参考にしてみてください。

※参考:国土交通省. 「建築着工統計・地上の階数別、構造別(新築工事)」.
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?page=1&layout=datalist&statdisp_id=0003114393, (入手日付2023-08-04).

平屋住宅のメリット

シニア世代はもちろん、20〜30代の子育て世代にも平屋は人気です。人気の秘密は以下のようなメリットがあるためです。

  • 移動の負担が少ない
  • 家事を効率的にできる
  • 家族とのコミュニケーションがとりやすい

平屋が選ばれる理由をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

移動の負担が少ない

全ての居住空間がワンフロアに集約されているのが平屋の特徴です。そのため階段で移動する必要がありません。高齢者や小さなお子様、ペットにも優しいバリアフリーな設計です。

上下移動がなく、短い生活動線で効率良く過ごせる平屋は、将来足腰に不安が出ても不安なく過ごせます。子ども部屋が空いても、ワンフロアの平家では空いたスペースを有効活用しやすいでしょう。ライフステージの変化にも対応しやすいのが平屋のメリットです。

家事を効率的にできる

平屋は生活空間がフラットなため、効率よい生活動線・家事動線をつくりやすいのもメリットです。掃除の際に階段を昇り降りしたり、洗濯物を干すため2階のベランダまで行く必要もありません。段差をなくすとお掃除ロボットも活躍しやすいでしょう。

間取りを工夫すると買い物後、車庫からすぐにキッチンに入り、調理中もリビングの子どもたちを見守ることもできます。脱衣室→洗濯機→物干し→衣類の収納の流れもスムーズにできるでしょう。一筆書きで全てをつなげて家事を時短できるのも平屋のメリットです。

家族とのコミュニケーションがとりやすい

平屋は家族が時間と空間をシェアする場所です。同じフロアで時間と空間をシェアすると家族がつながり、自然にコミュニケーションの機会も増えます。

上下に分断されていないため、個室にいても互いの気配を感じやすく、かけた声も届きます。ほどよい距離感は家族全員の安心感にもつながるでしょう。家族の存在を近くに感じながら過ごせる平屋は、団らんを大切にするファミリーにぴったりの住まいです。

平屋住宅でおすすめの間取り

平屋には「広い敷地を存分に活かして建てる」イメージがあるかもしれません。しかし最近は上記のようなメリットを重視して、あえて小さめの平屋を建てるケースも増えています。

小さめの平屋を建てる際に大切なのが間取りです。平屋は階段がない分、設計の自由度も高いため、できるだけメリットを活かした間取りとなるよう設計しましょう。ここではおすすめの間取りを紹介します。

デザインラボ平屋施工事例はこちら>>
暮らしやすい平屋の間取り
長い暮らしを考える住まい

生活動線を意識する

平屋暮らしをより快適にするには、移動する経路を線で表した「生活動線」を意識して間取りをつくることが大切です。

通常は起床して洗面・トイレ・食事・外出・入浴・就寝をします。毎日を快適に過ごすには、生活動線を短くするとよいでしょう。

平屋は生活動線の短い機能的なプランをつくりやすいのが特徴です。建てる前に設計士とよく相談しながら、家族のライフスタイルに合った間取りを採用してください。

共通して気を付けたいのは、以下のようなポイントです。

  • 炊事は外からの出入りを意識した間取りにする
  • 洗濯は「洗う→干す→たたむ→しまう」を意識する
  • 水回りは効率よく動けるようなるべく1カ所にまとめる
  • 忙しい朝が混雑しない動線を考える
  • 暮らしに合わせたコンセントの数と配置を考える

太陽の光や風を取り入れられるデザインにする

平屋は太陽光や風を上手く取り入れられる間取りにするのが大切です。太陽光や熱、風などを取り入れると、照明や冷暖房器具に頼りすぎない、環境への配慮が備わった住まいになります。光熱費の削減にもつながるはずです。

自然を取り入れるには、太陽光の入る角度や敷地の形や道路の方角、周囲の建物などの環境を考慮して明るさや風通しをシミュレーションしてみましょう。

採光面の工夫としては、建物の形を「L字」「コの字」にする。窓の位置・大きさ・種類を場所によって変えたり、ルーバーや庇で夏場と冬場の光の入り方を調整したりするなどの方法があります。

通風面では、風の通り道を考えて窓同士を対角線上で設置する、採風ドアを設置するなどの方法があります。日本の風は南北方向に流れることが多いため、開口部を南北に取るのも有効です。

おすすめはハイサイドライト(高窓)を付けることです。ハイサイドライトがあると外からの視線を避けながら自然光を取り入れられます。また室内に上昇気流が起きて空気を効果的に循環できるため通気性もよくなります。

中庭やウッドデッキスペースを取り入れる

中庭を設けるのもおすすめです。中庭を平屋の中心に配置すると、採光に役立つだけでなく通気性も確保できます。

中庭には植栽をするとよいでしょう。背の高い木を植えるとプライバシーの確保ができます。日々の暮らしで優しい緑の風景が目に入ると、心に潤いも与えてくれるはずです。

中庭にウッドデッキを設置するのもおすすめです。ウッドデッキがあると部屋の中と外に一体感が出ます。室内と庭がつながるため、洗濯物を干す動線も確保できるでしょう。

1.5階を設ける

平屋に立体感をもたせたいなら1.5階の空間をつくるとよいでしょう。ロフトやルーフバルコニー、スキップフロアなど、1.5階を設けると床面積が増えるだけでなく、リビングが広く感じ開放感もアップします。

1.5階を書斎や趣味の空間、子どもの勉強部屋などにすると、家族と一緒にいながら場の使い分けも可能です。

まとめ

今回は、平屋のメリットとおすすめの間取りを紹介しました。

平屋には移動の負担が少ない・家事を効率的にできる・家族と交流しやすいなどのメリットがあります。2階建てと比較すると地震や台風に強い、メンテナンス費用が抑えられるなども平屋のメリットです。

平屋は設計の自由度が高く、建物の形や間取り次第でさまざまなライフスタイルに対応できます。平屋を注文住宅で建てるなら、生活動線を意識しながら、光や風の通り道をシミュレーションした上でプランニングしてみてください。

 

著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
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