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2024.09.15 注文住宅コラム

後悔しない!造作家具で実現する理想の住まいづくり

新居の間取りや内装を考える際、家具の配置に頭を悩ませたことはありませんか?
「このスペースにサイズがぴったりの家具が見つからない」
「既製品では空間を有効活用できない」
「床の木目と同じ色や素材の家具をつくりたい」
「使い勝手に合った仕様やデザインの家具が欲しい」
・・・など、既製品の家具では解決できない悩みは尽きないものです。
そこで今回は、これらの悩みを一気に解決してくれる「造作家具」について詳しくご紹介します。

◾️造作家具とは

造作家具とは、住宅の設計段階から計画され、その家の間取りや空間に合わせて特別に設計・製作される家具のことを示します。
一般的な既製品の家具とは異なり、部屋の寸法や形状、住む人の生活スタイルに合わせてオーダーメイドで作られるため、
空間を最大限に活用することができます。

例えば、リビングの壁一面に作り付けの本棚を設置したり、
階段下のデッドスペースを利用して収納棚を作ったりするのも、造作家具の一例です。
また、キッチンカウンターや洗面台、クローゼットなども、造作家具として製作されることが多くあります。

◾️既製品の家具との違い

既製品の家具と造作家具の最大の違いは、その「オーダーメイド性」にあります。

1. サイズの自由度

既製品の家具は決められたサイズで製造されるため、部屋の寸法とぴったり合わないことがあります。
一方、造作家具は部屋の寸法に合わせて設計されるので、空間を無駄なく活用できます。

2. デザインの自由度

既製品は限られたデザインの中から選ぶ必要がありますが、造作家具は好みのデザインや機能を自由に取り入れることができます。

3. 素材の選択

造作家具では、住宅全体の雰囲気に合わせて素材を選ぶことができます。
木の種類や塗装の色、金具の種類など、細部まで好みに合わせてカスタマイズが可能です。

4. 機能性

家族構成や生活スタイルに合わせて、必要な機能を組み込むことができます。
例えば、子育て世帯であれば安全性を重視した設計にしたり、趣味の道具を収納するための専用スペースを設けたりすることが可能です。

◾️造作家具のメリット

造作家具には、既製品にはないメリットがいろいろあります。

1. 空間を有効活用できる

部屋の形状や寸法に合わせて設計されるため、デッドスペースを生むことなく、空間を最大限に活用できます。
特に、変形した部屋や狭小住宅では、造作家具の真価が発揮されます。

2. 統一感のある内装に仕上がる

住宅全体のデザインコンセプトに合わせて家具を製作できるため、統一感のある美しい内装を実現できます。

3. 長持ちでメンテナンスも可能

高品質な材料を使用し、プロの職人が製作するため、長期間使用することができます。また、メンテナンスも容易です。

4. 使い勝手に合わせてカスタマイズできる

カウンターやベンチ、洗面台やキッチンといった作業用の家具については、使う人の背丈や作業内容、
手順などに合わせて造作家具の高さや奥行き、仕様をカスタマイズできます。そのため、作業効率もアップします。

5. 収納力がアップする

空間に合わせて設計されるため、同じスペースに既製品の家具を設置するよりも収納量を多く確保でき、
しまうものに合わせてサイズを決められるため、有効に利用でき、収納力がアップします。

6. 部屋の掃除をしやすくなる

造作家具は空間にぴっちり固定され、余計な隙間がないため、掃除の手間が省けます。
また、家具が壁際に纏まるため、掃除動線を邪魔することもなく、効率よく掃除できます。

7. 建物の資産価値が向上する

高品質で美しい造作家具は、住宅の資産価値を高める効果もあります。

8. 地震時の安全性が高まる

大地震では、ケガにつながる原因の半数以上が家具の転倒や落下、移動などによるものです。
その点、床や天井、壁に固定する造作家具であれば、転倒や落下、移動を防止でき、地震の際の安全性が高まります。

9. 建築費用の中に家具の費用が含まれる

既製品の家具は、住宅ローンの費用に含まれませんが、住宅会社が提供する造作家具は、
家具の費用を建築費用に含めることができるため、住宅ローンの対象とすることができます。

◾️造作家具のデメリット

一方、造作家具にはデメリットも存在します。検討する際には、次のこともよく考慮しましょう。

1. コストがかかる

オーダーメイドで製作されるため、既製品と比べると一般的に高価になります。
→ただし、既製品の家具の素材や使用によっては、造作家具の方が費用的に安く済む場合もあります。
特にサイズや素材を要望にピッタリ合わせたいという場合には、既製品の家具だと特注対応になってしまうので、造作家具よりも割高になる可能性があります。

2. 製作に時間がかかる

設計から製作、施工まで時間を要するため、すぐに使用することはできません。
→新築時には工事の工程の中で造作家具の製作時間を確保するため、完成時にはしっかりと造作家具が収まった状態で引き渡しが可能です。

3. 融通が利きにくい

引っ越しの際に持ち運びができないため、万一住居を移転する場合には、取り外しや移動、再利用が難しい場合があります。

4. 修理や交換が難しい

破損した場合、既製品のように簡単に交換することができません。
→造作家具の破損時には、住宅会社が対応しますので、修理や部品交換は可能です。
元々がオーダーメイドのため、既製品のように部品が廃盤になって手に入らず対応できないといった事態を免れることが可能です。

◾️造作家具を上手に作る方法

では、実際に家づくりを計画する際、造作家具を上手に取り入れるにはどうしたらいいのでしょうか。その秘訣をご紹介します。

1. 事前にどんな家具が必要かしっかり検討する

造作家具は壁や天井などに建て付けるので、入居後に移動したり、撤去したりするのが困難です。
そのため、今の生活スタイルやニーズだけでなく、将来的な家族構成や生活スタイルの変化を見据えて、
どんな家具が必要なのかを検討し、長期的な視点で計画を立てましょう。

2. プロの意見を積極的に取り入れる

設計士や工務店、家具職人など、専門家の意見を積極的に取り入れることで、より良い造作家具を作ることができます。

3. 素材選びにこだわる

長く使用するものだからこそ、高品質で耐久性のある素材を選びましょう。

4. 機能性と美しさのバランスを考える

使い勝手の良さだけでなく、空間全体のトータルコーディネートを意識して、それぞれの空間に美しく調和するデザインを心がけましょう。

5. 予算を適切に配分する

すべての家具を造作にするのではなく、重要度の高い場所や頻繁に使用する場所に絞って造作家具を取り入れることで、コストを抑えることができます。

6. メンテナンス方法を確認する

長く美しく使い続けるために、適切なメンテナンス方法を製作者から確認しておきましょう。

◾️まとめ

造作家具は、家族一人ひとりのニーズに合わせた理想の住空間を実現するための強力なツールです。
確かに、既製品と比べるとコストや時間がかかるというデメリットはありますが、
長期的な視点で見れば、その投資に見合う価値を十分に提供してくれます。

家づくりは、単に箱を作るのではなく、そこに住む人々の生活や夢を形にするプロセスです。
造作家具を活用することで、より快適で機能的、そして美しい住空間を作り上げることができるでしょう。

ただし、造作家具の導入を検討する際は、事前に十分な計画を立て、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
また、すべての家具を造作にするのではなく、重要度の高い場所や頻繁に使用する場所に絞って導入するなど、
バランスの取れた計画を立てることをおすすめします。
皆さんも、造作家具を活用して、自分たち家族だけの特別な空間づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
きっと、毎日の暮らしがより豊かで快適なものになるはずです。

 

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著者情報

愛知県豊橋市を中心に、デザイン性とともに丈夫かつ住みやすさにこだわった注文住宅を手掛ける住宅会社です。
耐震等級3を標準仕様とし省エネZEH対応も可能、土地探しから理想の家づくりまでお手伝いします。
<施工エリア>
・愛知県
豊橋市 / 豊川市 / 新城市 / 田原市 / 蒲郡市 / 北設楽郡 / 岡崎市 / 幸田町 / 西尾市 /
・静岡県
湖西市/およびその近郊

 

 

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