リビング横にある和室のさまざまな使い方や、おしゃれに見せるポイントについて紹介します。リラックスできる空間として、リビング横に和室を設置するメリットを感じる人も多いです。和室を作るか迷っている人は、この記事を参考にしてどのような使い方ができるのか考えてみましょう。

近年リビングの横に和室をレイアウトする人が増えています。しかし、間取りを考えていると本当に和室が必要なのか？洋室で統一したほうがいいのでは？と疑問も出てくるでしょう。

本記事ではリビング横にある和室の用途やメリット、おしゃれにするためのポイントを紹介します。家族のライフスタイルを考えて、リビング横に和室を作るかどうかを検討してみましょう。

リビング横にある和室の用途とメリット

家づくりをする際に、リビング横に和室を作るべきかどうか頭を悩ませる人は多いです。もし迷っているのなら、どのような使い方をするのか考えてみましょう。

ライフスタイルに合わせたリビング横にある和室の用途とメリットを紹介します。

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居間として利用する

リビング横の和室は、家族がくつろぐ居間として利用できます。フローリングのような冷たさや不快感がない和室の畳は、寝転がったり床に直接座ったりする場所に最適です。寝転がったり読書をしたりと、思いのままに利用できるメリットがあります。

冬はリビング横の和室にコタツを設置するのもおすすめです。和室を小上がりにしておけば、リビングに設置しているテレビなどを和室からも見ることができます。フローリングより柔らかい畳の上なら、洗濯物を畳むなど家事スペースとしても活用しやすいです。

寝室として利用する

家族に小さい子どもがいるなら、リビング横を寝室として利用するのもおすすめです。リビングで寝てしまった子どもを離れた寝室に連れていくのは大変ですが、リビング横ならスムーズに移動ができるでしょう。

寝かしつけた後に子どもが起きてしまっても、すぐ近くにパパやママがいれば子どもも安心できます。和室に押し入れを作っておけば布団を収納できるため、他の用途としても使いやすいです。

子どもの遊び場として利用する

和室の畳はクッション性があるため、子どもの遊び場としても最適です。フローリングは滑りやすく万が一転倒してしまうと怪我の恐れがありますが、畳なら怪我のリスクを軽減できるでしょう。

また、畳はフローリングよりも吸音効果があるため、足音や振動を抑えられます。リビングからすぐ目が届くため、家事をしている間の遊び場としても最適です。

客間として利用する

リビング横の和室は、来客があったときに客間として使うこともできます。

それほど来客が多くない場合、わざわざ客間を作るのはスペースが無駄に感じてしまうかもしれません。しかし、幅広い使い方のできる和室なら、普段は別の用途として使用できるメリットがあります。

来客があることに備えて、2人分程度の布団を敷けるスペースを確保しておくと使い勝手がいいでしょう。

物置として利用する

急な来客があったとき、リビング横に和室があれば、リビングに散らかったものを隠しておく物置としても利用できます。扉をつけておけば、移動させた荷物を見られる心配もありません。

また、小上がりの和室なら段差を利用して収納スペースを作れます。普段必要なものをさっと収納できるので、リビングがスッキリするでしょう。

リビング横の和室をおしゃれにするためのポイント

リビング横に和室をレイアウトする場合、デザイン性が維持できるかどうかという悩みも生まれてきます。洋室とはテイストが異なる和室ですが、ポイントを押さえて工夫すれば、素敵な空間に仕上げることが可能です。

リビング横の和室をおしゃれにするためのポイントを紹介します。

おしゃれな建具を取り入れる

和室の建具の代表であるふすまや障子は、古きよき日本を感じさせるものの、和のテイストが強くなってしまいます。洋室のリビング横に和室を設置するなら、モダンでおしゃれな建具を取り入れるのがおすすめです。

格子状の扉なら和のテイストを残したまま、モダンな雰囲気を取り入れられます。また、すりガラスはほどよく目隠しもできて明るさも確保できるうえ、洋室との一体感も演出しやすいです。

リビングと色味を合わせる

和室とリビングの配色がバラバラだと、全体を見たときに和室が浮いた印象になってしまいます。リビング横の和室をおしゃれに見せたいなら、使用する木材や壁、設置する家具などの色味を合わせましょう。

異なる素材が使われている場合でも、色味が合っていると統一感が生まれやすいです。

琉球畳を選ぶ

琉球畳は、畳縁がない通常の半畳サイズで正方形の畳のことです。

通常の畳よりポップな印象になり、洋室ともマッチしやすくなります。最近はベージュ系やダークトーン、ピンクやブルーといった可愛らしい色味など、カラーバリエーションも豊富です。

リビング横の和室は幅広い使い方ができるおすすめの空間

家族のくつろぎスペース、子どもの遊び場や寝室、来客時の客間など、幅広い使い方ができるリビング横の和室は、あると便利なおすすめの空間です。和室を作るか悩んでいる人は、普段の生活を想像してどのような使い方ができるか考えてみましょう。

最近はおしゃれな和風建具や和風の壁紙、カラーバリエーション豊富な畳など、和室をおしゃれにできる素材も増えています。今回紹介したおしゃれにするためのポイントやモデルルーム、SNSなどを参考に、洋室との統一感がある和室を作ってみましょう。

 

著者情報

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