こんにちは！デザインラボの松井です！

家づくりを考える際に意外と迷うのが「玄関の向き」です。
特に「北向き玄関」と聞くと、「暗くてジメジメしそう」「寒々しい印象になるのでは？」と不安に思われる方も多いでしょう。

しかし、設計やインテリアの工夫を取り入れれば、北向き玄関はむしろ快適で使いやすい空間に変わります。

さらに、北側に玄関を設けることでリビングや庭など、生活スペースに大きなメリットが生まれるのです。

今回は、豊橋市・豊川市・蒲郡市で注文住宅を検討されている方に向けて
「風水」「明るさの工夫」「間取り全体への影響」という3つの観点から、
北向き玄関を魅力的にするポイントをお伝えします。

1. 風水から見た北向き玄関の考え方と対策

風水では、玄関は「気の入口」とされ、住まい全体の運気を左右すると考えられています。北向き玄関は、太陽の光が入りにくいため「冷たい気」がこもりやすいとされ、金運や健康運が下がるという説もあります。

しかし、これはあくまで何も工夫をしなかった場合のこと。対策をすれば、むしろ落ち着いた気を取り込み、安定した暮らしにつながるともいわれています。

明るさを意識する

　玄関照明を少し明るめに設定する、間接照明を取り入れるなど「光」で陰を払う工夫をしましょう。

温かみのある色を取り入れる

　風水では、北は「水」の方位にあたります。冷たいイメージを和らげるために、ベージュやアイボリー、木目などの温かい色味のインテリアを取り入れると吉です。

植物や花を飾る

　生きた植物は「陽の気」を呼び込みます。観葉植物や花を飾ることで、暗さを和らげ、運気の流れも整いやすくなります。

マットや小物で運気アップ

　北玄関には、赤やオレンジといった暖色系の玄関マットを敷くのも効果的。冷えを防ぎ、活発な気を呼び込むと言われています。

豊橋や蒲郡など海に近いエリアでは湿気対策も大切。風水的な考えと合わせて、実際の住環境に合った工夫を取り入れると安心です。

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2. 北側玄関を明るくするインテリアと設計の工夫

北側玄関の一番の課題は「暗さ」と「湿気」。これを解消するための工夫をまとめます。

設計でできる工夫

• 窓を上手に配置する
  　玄関横やドアの袖部分に縦長の窓を設ければ、自然光を取り入れやすくなります。すりガラスにすればプライバシーも安心。

• 吹き抜けを設ける
  　2階から光を取り込める吹き抜け玄関は、北側でも明るさを確保できます。開放感もあり、家の顔として印象的になります。

• 収納計画を工夫する
  　土間収納やシューズクロークを玄関横に配置すると、靴や荷物が片付き、空間にゆとりが生まれます。ごちゃごちゃ感がなくなれば、玄関全体が明るく感じられる効果もあります。

インテリアでできる工夫

• 壁や床を明るい色にする
  　白や淡いグレー、ベージュの壁紙やタイルを選べば、光を反射して明るく見えます。

• 鏡を効果的に配置
  　姿見を置くことで光を反射し、広がりと明るさを感じさせます。風水的にも「気を広げる」とされ、縁起の良いアイテムです。

• 調湿・消臭効果のある素材
  　玄関は湿気やにおいがこもりやすい場所。珪藻土の壁や、無垢材の床、炭のインテリアなどを取り入れると快適に保てます。

豊川市のように盆地特有の湿気がこもりやすい地域でも、こうした素材を活用することで快適性がぐっと高まります。

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3. 北向き玄関が間取り全体に与えるメリット

玄関を北側に配置すると、実は家全体のプランニングにも良い影響をもたらします。

リビングを南側に配置できる
最も大きなメリットは、日当たりの良い南側をリビングやダイニングに使えること。家族が長い時間を過ごす場所を明るく暖かいスペースにできるのは大きな利点です。

庭やテラスも有効活用できる
南側にリビングを配置すれば、その延長に庭やウッドデッキを設けられます。室内と屋外のつながりが生まれ、開放的な暮らしを楽しめます。

プライバシーを守れる
道路側が北にある場合、玄関を北側にすることで、南側の大きな窓が通行人から見えにくくなり、家族のプライバシーを守りやすくなります。

冷暖房効率が良くなる
北側玄関は直射日光が少ないため、夏でも涼しく保ちやすいメリットも。リビングは南側で明るく暖かく、玄関は北側でひんやり。家全体でバランスの良い住環境をつくりやすくなります。

豊橋や蒲郡のように夏は蒸し暑く冬は寒い地域では、この冷暖房効率の良さも見逃せません。

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まとめ『北向き玄関は工夫次第で魅力的に』

「北側の玄関は暗いから避けたい」と思う方も多いですが、実際には設計やインテリアの工夫で快適に整えられ、さらに間取りの自由度が高まるメリットもあります。

• 風水では明るさや温かみを意識して、植物や色を取り入れる

• 設計やインテリアで光を反射し、湿気を防ぐ工夫をする

• 南側にリビングや庭を配置でき、暮らしの質が向上する

これらを押さえれば、北向き玄関はむしろ賢い選択となります。

家づくりで大切なのは「どの方位が正解か」ではなく、「ご家族の暮らしに合わせてどう工夫するか」。
豊橋・豊川・蒲郡エリアで注文住宅をお考えの方も、ぜひ北向き玄関の魅力を取り入れて、理想の住まいを実現してみてください。

著者情報

愛知県豊橋市を中心に、デザイン性とともに丈夫かつ住みやすさにこだわった注文住宅を手掛ける住宅会社です。
耐震等級3を標準仕様とし省エネZEH対応も可能、土地探しから理想の家づくりまでお手伝いします。
<施工エリア>
・愛知県
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・静岡県
湖西市/およびその近郊