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2023.08.11 デザインラボ ダイアリー
【新築・注文住宅】バルコニー・ベランダいらない派が増加中?理由を解説!
こんにちは!
デザインラボの川嶋です
年々注文住宅を建てる方のニーズ・流行りは変化しています。
従来、二階建ての住宅にはバルコニー・ベランダを設けるのが常識でした。
しかし最近バルコニー・ベランダを採用しない方が少しずつ増加しております。
こちらの記事では、バルコニー・ベランダ「いらない」派が増加している理由について解説させていただきます。
なぜ「いらない」派が増えている?
バルコニー・ベランダは主に、2階南側の日当たりの良い場所に配置して、洗濯物や布団を干すスペースとして使われます。
また、少し広くスペースを取り、ガーデニングを始めて緑に囲まれた癒しの空間を楽しむ方法もあります。
ただ、最近はランドリールームを設けた間取りや衣類乾燥機を使用するご家庭が増えております。
1階にランドリールームを設けることで、重たい洗濯物を1階から2階へ運んで、乾いた頃には取り込んで…という階段の上り下りが不要です。
また、天候に振り回されることもありません。
そのため、2階に外干しするためのバルコニー・ベランダが不要となるわけです。
外干しがお好きな方は、1階のランドリールームからウッドデッキなど外に出られる動線を作ると、外干しも対応できます。
天候に合わせて外干ししたり、帰宅時間が遅い日に合わせて室内干しにしたりと、使い分けることができる便利な間取りになります。
朝のバタバタ忙しいとき、お子様から目が離せないとき、2階に洗濯物を運ぶのが大変なとき、家事を1階で完結することが出来るため好評です。
こんな方におすすめ
注文住宅では、バルコニー・ベランダを付けるか無くすか選択できます。
長く快適に住み続けるために、どちらがお好みかご家族でじっくり相談しましょう。
どのような生活スタイルの方に合うか、どのような敷地に合うか、判断するポイントをご紹介いたします。
外干しをすることが少ない
普段、花粉や黄砂がつくことを避け、外干しすることが少ない方におすすめです。
1階にランドリールームやファミリークローゼットを設ければ、洗濯動線が短く済みます。
また、バルコニー・ベランダに出るのに外履きに履き替える必要もなく、暑い中、寒い中外にでることもありません。
住宅密集地で採光・通風が期待できない
住宅密集地の場合においても、バルコニー・ベランダが本当に必要か検討すると良いでしょう。
バルコニー・ベランダを設けても、住み始めてから日が当たらなかったり、風が通らない、又、視線が気になり、あまり使わなくなってしまうケースがあります。
日光を取り入れるために、実際に敷地に立ってみて、家と家の隙間から日が差し込むか、どの時間帯に洗濯物を干せるか、調べておくのも良いかもしれません。
気になる点は?
1階にランドリールームを配置し、バルコニー・ベランダの必要性は減りますが、寝室が2階にある間取りだと布団を干す場所がないのは気になるところです。
1階まで持ってきて布団を干すのが面倒という場合は、布団干し用のバーを設置する方法もあります。
また、バルコニー・ベランダはエアコンの室外機を置く場所としても使われます。バルコニー・ベランダを設けず、1階に室外機を置く場合はダクトが長くなるため、外観への影響が少ない色を選ぶと良いでしょう。
室外機には、室外機カバーを取り付ける方法もあります。見栄えが良くなり、外観のアクセントとしても活躍してくれます。
まとめ
家づくりの正解はご家庭や敷地の事情に大きく左右されます。
後悔してしまうことのないように、どちらが自分たちの生活スタイルに合っているかをじっくり考えるとよいでしょう。
まずは自分たちが洗濯物を毎日外干ししているか、ほとんど室内干しで済ませているか、そして布団はどのくらい天日干ししているか、花粉症や大気の汚れが多い地域ではないか、など洗濯物や布団の干し方と頻度を振り返ってみることをおすすめします。
間取りでお困りの際は、わたしたちデザインラボにお気軽にご相談いただければと思います。
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