ニュース・コラム

News & Column

2023.07.10 デザインラボ ダイアリー

吹き抜けのある家¦快適に暮らすには?

こんにちは!
デザインラボの江渕です

お打合せの中でも吹き抜けを取り入れたいと良く声をいただきます。
明るく広々とした開放的な印象をもたらせてくれる吹き抜け。
昼には明るい自然光が入り、夜には月明かりや星空を眺めることができる天井高の広い窓に更にはリビング階段を採用することで家族とのコミュニケーションを取ることもできます。

デザイン性だけでなく、利便性も高い吹き抜けを採用した間取りは吹き抜けの特徴をしっかりと理解し、対策を練ればより快適なお家づくりとなります。

今回は、そんな吹き抜けについてご紹介させてただきます。

吹き抜けが向いている家

吹き抜けとは、2階まで天井がなく繋がっている空間です。
上下の空間を繋げることで広がりが確保でき、採光、風通しもよくなるといったメリットがあります。

そういった吹き抜けはどういった場合の時に採用するのでしょうか。

①敷地面積が狭く、LDKの広さを確保しにくい場合は天井が高く立体的な空間の広がりを感じることができる吹き抜けを採用に向いています。
②周辺の環境状況によって陽当たりや風通しが確保しにくい場合にも、自然光を取り入れ風通しも良くする間取りがおすすめです。
③ご家族とのコミュニケーションを大事にしたい、というご家族様には吹き抜け+リビング階段といった間取りをご提案することも増えています。
④吹き抜けリビングは、デザイン性の面からも大変人気です。こだわりのリビング階段とも相性が良いのでスタイリッシュな家で暮らしたい方にも人気の間取りです。

吹き抜けはこういった問題点を解決してくれる手助けもしてくれ、あるいは憧れのライフスタイルを実現するための選択肢ともいえるでしょう。

吹き抜けを採用した際の効果と魅力

吹き抜けのある家を建てると、どういった効果を得られるのでしょうか。
改めてご紹介させてただきます。

開放的な空間になる

吹き抜けは、縦方向に視野が広がりますので、実際の空間より広く見せる効果があります。

自然光を取り入れることが明るくなる

北向きのLDKや採光が周辺環境により上手く取り込めない場合にも、大きな窓や窓を高い位置につけたりなどをすることで、自然光が取り込みやすくなります。立地によっては青空や海などを楽しむピクチャーウインドウを楽しむことも可能です。

風通しも良くなる

吹き抜けの窓には開かないFIX窓を採用することが多いですが、開閉可能な窓を採用風通りを良くすることも可能です。

家族とのコミュニケーションを図る

吹き抜けにリビング階段を採用することで、家全体とのつながりができご家族とのコミュニケーションを取りやすくすることが可能になります。

吹き抜けを採用することでのデメリットの解決方法

吹き抜けは大きな空間を確保しているため、冷暖房の効率が悪くなったりなどのデメリットもあります。
また、換気をしっかりと行わないと匂いが家中に広がってしまうこともあります。
家の強度が心配という方もいらっしゃるかと思います。

どうしてもこういったデメリットがある吹き抜けですが、これを少しでも解消できる方法をご紹介させていただきます。

気密性・断熱性をセットで考える

1つめの解消方法は、吹き抜けは「気密性・断熱性」とセットで考え、性能を高めることです。

壁、天井、床、窓などの断熱性、気密性を高めることで、冷暖房効率を高め、暖めた空気や冷たい空気を家を魔法瓶のように外に逃がさないようにすることが可能です。

高気密・高断熱の家は一度安定した気温になれば、その気温を維持しやすくなります。部屋の空気を循環させるためにシーリングファンやサーキュレーターを設置するなどの工夫をし、より快適な住まいにしましょう。

気密・断熱性能は依頼する工務店により施工方法や標準としている基準が異なってきますので、しっかりと相談して取り入れましょう。

換気性能を高める

2つめの解消方法は換気性能を高めることです。

吹き抜けだけには限りませんが、キッチンから料理の匂いが2階に届いてしまうことが吹き抜けはあります。
その為、換気扇の位置等や窓を開ける位置などを工夫して換気しやすい環境をつくりましょう。

メンテナンスや掃除をしやすく

3つめの解消方法は掃除やメンテナンスをしやすくしましょう。

吹き抜けは、1階と2階の間に天井がなく、天井高が高くなるので照明の交換や掃除などのメンテナンス対策も合わせて考えましょう。
部屋干しのできるスペースを有効活用して作成するなどをすれば、梅雨の時期でも困らず、カビ対策にもなり、より自由度の高い注文住宅を楽しむことができるでしょう。

構造を強化する

4つめの解消方法は、構造を強化することです。

広々とした空間で明るく開放的なつくりが叶いますが、一方で開口部がどうしても大きくとることとなります。
その為、十分な強度を確保するためにもなるべく家の形はシンプルにし、強い構造材を使用し、制震ダンパーを採用するなど、耐震性も十分考慮した構造対策を練ることが重要です。

まとめ

このように吹き抜けは、適切な対策を施すことで、より快適な空間づくりができます。さらには、しっかりとした住宅性能を確保することにも繋がります。。自由度が高く、自分たちらしい家づくりをするには、デザイン性と機能性を兼ね備えた信頼できる工務店に相談し、プランを検討していくことをおすすめします。

 

著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、知立市、刈谷市、そして静岡県湖西市、およびその近郊と広い地域で対応しています。
豊橋市近郊での注文住宅に関わる情報発信、イベント情報、建築中の現場情報、スタッフの近況など、お客様に向けた情報発信をしています。

Concept

子育て安心住宅&デザインラボの家づくり

Contact us

tel.0120-353-339

9:00-18:00(水 Close)

イベント予約 無料相談 資料請求
イベント予約 無料相談 資料請求
TOP