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2023.06.14 デザインラボの日常
キッチンレイアウトの基礎・基本🍳

こんにちは!デザインラボの松井です!
新しく家を建てるなら、どんなキッチンがいいですか?
毎日使う場所だからこそ、「効率よく家事をこなせる」「親子クッキングで一緒にできる」など
キッチンへのこだわりや理想の形はご家族によってさまざまかと思います。
理想のキッチンを形にする際には、レイアウトはとても大切な要素です。
キッチンレイアウトの種類と特徴を実例と共に紹介していきます。
キッチンレイアウトの基本
キッチンの配置には「壁付けタイプ」、「対面タイプ」、「独立型タイプ」「2列タイプ」のような様々な種類があります。
対面式I型キッチンのレイアウト
キッチンレイアウトで1番多く使われているのが「I型キッチン」です。
弊社でも1番多く採用されているレイアウトとなります。
I型キッチンは、シンクとコンロが一列に並び、広さもそれほど必要がなく、
親子で作業する時に並んで作業できるのがメリットですが、
横に長くなり過ぎると動線が悪くなるのがデメリットです。
「対面式」なのでほとんどがリビング・ダイニングを見渡せるような間取りとなります。
最近では、LDKに家族が集うよう広く設計している間取りも多いので
対面式キッチンを選ばれるケースが多いようです。
II型キッチン(セパレート型キッチン)のレイアウト
次は、II型(2列型)キッチンです。
これはシンクとコンロを分けて、作業スペースが広く確保できるタイプのレイアウトとなります。
II型キッチンは2つの島があるので、キッチン全体としてもスペースを広くとりやすく、
調理が効率的にできるので、複数人やお子様と一緒に調理がしやすくなります。
ただ、コンロとシンクが前後で設置されているため、
料理中には身体の向きを変える作業が多くなってしまいます。
洗った食材や濡れた物などシンク側からコンロ台側へ運ぶ際には、
床に水が垂れやすいというこ点もデメリットに繋がります。
壁付けキッチン
最近の新築住宅の中では、採用されることが少なめな「壁付けキッチン」。
料理中は家族に背中を向け、少し疎外感があると思われがちなレイアウトではありますが、
リビング・ダイニングのスペースを広くとれたり、お料理に集中できるなどメリットも多々あります。
施工写真のようにキッチン部分に料理道具を並べて、インテリアとして飾ることもできます。
ワークスペースが少なくなりがちですが、キッチン背面にカウンターを設けたり、
キッチン専用の作業台を取り入れたりと、工夫次第でキッチンのデザインをより楽しむことが出来ます。
アイランドキッチンのレイアウト
アイランドキッチンはキッチンを壁に付けず、独立した島のようにするレイアウトです。
壁に接る面がなく、レンジフードも天井付けとなるので解放感があり、
空間を広く見せたい方やおしゃれなデザインを求める人から人気のレイアウトです。
キッチンの横幅+通路幅を確保する必要があるので、LDKの部屋の広さも求められるため、
キッチンレイアウトの中でも広いスペースが必要となります。
ペニンシュラキッチンのレイアウト
ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンと少し似ていますが、
キッチンの片面の左右どちらかが壁に面しているレイアウトを指します。
アイランドキッチンと同様に、解放感あるレイアウトなので、対面型のキッチンの中でも人気があります。
また、前面に壁がないため油はねや水はねの対策も必要となります。
オイルガードなどのパーテーションを設置してリビング側の汚れを防いだり、
汚れを防ぐついたての併設なども効果的です。
まとめ
キッチンの使いやすさや理想の形はご家族によって異なるかと思います。
頻繁に家族で料理をするご家庭や、ホームパーティをよくするご家庭の
ライフスタイルに合わせてキッチンレイアウトも変わってきます。
作業台やシンク、コンロの配置を上手く生かして、使いやすいキッチンレイアウトを実現してください。
また、キッチンと合わせてパントリーや動線も考えていくと、
さらに使いやすいキッチンが出来上がるかと思います。
著者情報
愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅&デザインラボ」。
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