こんにちは！
デザインラボの江渕です

家事の負担を軽減してくれ、収納の悩みも解決してくれるパントリー・ランドリールーム。
共働き世帯や、日々忙しく過ごしているご家族様、家事の負担を軽減したい人を中心に特に人気を集めています。

今回は、パントリー・ランドリールームを採用する際に注意点や、この2つのある家の間取りの考え方について解説いたします。

パントリーとは？

パントリーとは、キッチン周辺に配置されることが多い食料品やキッチン用品を収納しておくためのスペースです。

キッチンカウンター下やカップボード内では収納力が足りないという方には、収納力が高いパントリーは重宝することでしょう。
食料品等以外にも、冷蔵庫や家電製品を配置することでキッチン周りをすっきりを見せることができます。

ランドリールームとは？

ランドリールームとは洗う・干す・畳むの一連の作業を1つの部屋で完結することができるスペースです。
洗濯専用の部屋というと分かりやすいかと思います。

ランドリールームを設けることにより、洗濯した後の干す場所への往復などの必要がなく簡潔に作業を行えるようになります。
さらに乾太くんなどの乾燥機を採用することにより、干す手間も省け、雨の日や人の目を気にせず洗濯をすることができます。

パントリーを採用する際の注意点

①パントリーを3パターンから選択する

パントリーには、大きく分けると「完全個室型」「半個室型」「オープン型」の3つのパターンがあります。

▼完全個室型
パントリーとして部屋のことです。
収納量はたっぷりとありますが、ある程度広い面積が必要となります。

▼半個室型
キッチン奥に半個室空間を設けるタイプです。
広さは十分に取れますが、扉などの設置がないためオープンな空間となります。
ロールカーテンやカーテンなどの間仕切りを採用することで解決できる方法もあります。

▼オープン型
中身が常に見える状態で、キッチンカウンターの背面に設けることが多くあります。
多くの収納量を求めていない方、個室型のパントリーを設ける余裕がない方、カフェのように見せる収納を楽しみたい方におすすめです。

パントリーの広さは1～3帖が基本

一般的なパントリーの広さは1～3帖が多いです。
最低限の収納を確保するには最低でも1帖は必要です。さらに、世帯人数が多い場合や収納したい物が多い場合は3帖程確保できると安心です。

キッチン横・キッチン背面に設ける

パントリーはキッチン横・キッチン背面に設けることをおすすめしています。

主に、食料品などを多く収納することからキッチン近く、もしくは書類などの保管も合わせて使用する場合はLDKに面している場所に設置すると良いでしょう。

ランドリールームを採用する場合の注意点

①独立型・脱衣室を兼ねるか決定しましょう

ランドリールーム専用の部屋を設ける「独立型」、脱衣室を兼ねて設ける「謙脱衣室」どちらにするかまず決定しましょう。

「独立型」のメリットとして、広々とした空間で洗濯物ができ、ハンガーなどの洗濯物類の収納もたっぷりと確保できます。「謙脱衣室」の場合は独立型に比べ、どうしても洗濯専用のスペースが小さくなるため窮屈さを感じる方もいらっしゃるかと思います。また、家族が着替えていたりお風呂に入っている間は入れなくなるケースもあるのでこの2つを考慮して洗濯すると良いでしょう。

②2～3帖の広さを確保しましょう

ランドリールームは、2〜3畳の広さを確保するのが一般的です。そのため、ランドリールームを取り入れる場合は部屋が1つ増えるといった形となるため、間取りにある程度余裕がないと実現しにくいです。

どれくらいの広さを確保できそうか、洗濯物をするペース、乾燥機を採用するかしないか、生活パターンを考えて間取り作成をしていきましょう。

③風通しの良さを考慮しましょう

ランドリールームで気を付けておきたいことがカビ対策です。

湿気対策ができていないとカビが発生してしまうため、大切な衣類のためにも風通しは大丈夫か、換気扇を設置するのか、空間設備を整えておくことは重要です。

パントリー・ランドリールームを設ける間取りの考え方

最後に、パントリー・ランドリールームを設置する際の間取り作成の考え方をお伝えいたします。

家事導線(回遊動線)を意識して間取り作成しましょう

間取り作成する際に、気を付けていただきたいことがキッチン→パントリー・ランドリールームの移動がスムーズに行えるかという点です。

更に、間取りに余裕がある方はファミリークローゼットなど衣類を収納するスペースをランドリールームの近くに設置することがより家事楽導線が完成します。

この記事でお伝えさせていただきました点を踏まえて、パントリー・ランドリールームをご検討いただければと思います。

デザインラボでは、無料で間取り作成のご相談を承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

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著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅＆デザインラボ」。
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