こんにちは！
デザインラボの江渕です🕊🍃

デザインラボでも建築する方が増えてきている平屋のお家。
平屋を検討している方でも「平屋は建築コストが高いから・・」という意見を耳にしたことがある方が多くいらっしゃるかなと思います。
ここで諦めてしまうと、新築に住み始めてから「平屋にしておけばよかった」と後悔を抱えてしまうことになります。

そこで、今回は平屋の建築コストが高い原因と低予算で建築する方法を解説いたします。

平屋の建築コストが高額になってしまう理由を知り、納得したうえでご家族様が住みやすい平屋を建築しましょう。

平屋が高額になってしまう原因4つ

①広い土地が必要になってくる

二階建てを建築する場合は1階、2階と分けて建築することができるので土地が狭くても家を建築することが可能です。
しかし平屋の場合は、主要部分となるLDKや水回りはもちろん、子供部屋や寝室などをすべて1階に集約しなくてはいけません。

そのため、2階建てと比べるとどうしても広めの土地が必要となり、建築コストの総額が増えてしまいます。

②基礎・屋根工事の面積が大きくなってします

平屋は2階建てに比べて横方向に広くなることが多くあります。その為、基礎及び屋根工事の面積が大きくなってしまいます。

基礎・屋根工事の面積が増えてしまう分、建築費用が高額になります。

③地盤調査・地盤改良工事の費用が高額になる

建築予定地が建物を建てるための強度を持つのかチェックする必要があり、もしも不足している場合は様々な手法を用いて強度を高める必要があります。
こちらの2つも面積が増える程、調査箇所や改良範囲が増えてしまうので建築コストが上がってしまいます。

④家にこだわりを持っている方が多い

ここまで解説した通り、2階建てに比べるとどうしても平屋は建築コストが高額になってきます。
それでも平屋を建てたいという方は家にこだわりが強い、と言えるでしょう。

家へのこだわりが強いと設備や仕様などでも建築コストは高額になってきます。

平屋を低予算で建築するコツ5つ

①建物の床面積をコンパクトに

注文住宅で建築コストを抑える方法はいくつかありますが、中でも高い効果を見込める方法は「床面積をコンパクトにする」です。
特に平屋の場合は、屋根・床の面積を減らすことにも繋がるのでより効果的です。

床面積を減らすといっても、収納を減らしすぎたりLDKの面積を小さくしすぎてしまうと住みづらさを感じることもありますので、デットスペースでの収納や無駄のない間取りを作成することで上手に面積を小さくしましょう。

②屋根・壁の形をシンプルに

屋根や外壁など外周部の形をシンプルにすることはとっても重要です。
屋根や外壁の形が複雑になれば雨を防ぐ工夫などが必要になりより建築コストが上がります。
また、外壁の張替えや塗装の塗り直しなどのメンテナンス費用も高額になるので、外と接する部分の形はシンプルを意識しましょう。

③室内の間取りをシンプルに

建物の外側に加えて内側にある間取りもシンプルにすることによって更に建築コストを軽減できます。
間取りは複雑になればなるほど職人の手間も増え、人件費が高額になります。逆に間取りをシンプルすることにより、床や壁の部材も効率的に使用することができ、職人の手間も減らすことができるでしょう。

④こだわるポイントを限定する

外観、内観、間取りをシンプルにするを意識しすぎてしまうと、どうして注文住宅を建築することを選択したのか分からなくなってくるかもしれません。
この場合は、すべてこだわるとこれはまた建築コストが高額になってきてしまうのでしっかりとこだわりたいポイントを押さえ、こだわりポイントを限定することによって解消できます。

家全体をこだわりたくなってきてしまいますが、どうしても予算には上限があります。
「LDKは人が集まる場所だからこだわりたい」「外観は見晴らしも良いからこだわりたい」「料理が好きなのでキッチンは良いものを採用したい」など、こだわりたいポイントに重点を置くと予算も抑えることができるでしょう。

⑤土地の候補エリアを広げる

建築の総額を抑えたいのであれば、土地の候補エリアを広げることは重要なポイントです。

建築費用を下げるためにもちろん建物の費用を抑えることも大切ですが、それ以上に土地の購入価格を下げる工夫をするとより効果的です。

検討中のエリアよりも広げて探してみるだけでも、土地の坪単価に変化がありますので生活の質を下げずに注文住宅を検討したいという方は、一度検討中のエリア外にも目を向けてみると良いでしょう。

まとめ

平屋は建築コストが高額だから建築はやめておこう、という意見について原因を対策をお伝えさせていただきました。

2階建てと比較すると平屋の建築コストが高額になることは確かです。しかし、平屋は平屋にしかない魅力がたっぷりとありますのでこれらの原因と対策を考慮してしっかりと考えてみてください。
どうして平屋を建築したいのか、平屋のどこに魅力を感じているのか、建築コストを軽減するにはどうしたら良いのか、再確認してから住まいの計画を一緒にしていきましょう。

 

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著者情報

愛知県豊橋市を中心にデザイン性の高い注文住宅を手がける住宅会社「子育て安心住宅＆デザインラボ」。
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